CULTURE

鈴木亮平さん「自分のためにも、これはやるべき挑戦だと決意しました」/Netflix映画「シティーハンター」インタビュー 鈴木亮平さん「自分のためにも、これはやるべき挑戦だと決意しました」/Netflix映画「シティーハンター」インタビュー

自分の心をなだめ、解放する時間も大切に

おふざけが9割だからこそ、ふとした瞬間に現れる孤独や愛情にグッとくる――「僕が目指す理想の人間像が、冴羽獠そのもの」と鈴木亮平さん。41歳、これまでさまざまな役に自身を注ぎ込んできたのも、変わらぬ理想に導かれてのことだったのでしょう。

「20代はさまざまなトライ&エラーをして、いろんなことを学べた。30代は、その経験をある程度自分のものとして表現できて、フルスロットルでやって、気がついたら終わっていたという感じです。じゃあ40代はふざけるか?というと、そればかりでは生きていけないので(笑)。何といっても、獠は1割のシリアスな部分が超一流。僕は、まだまだです」

憧れにさらに近づくべく、駆け続ける日々。そこに不可欠なのが「心落ち着くものの存在」。真剣勝負の日々の中でも、ホッとする時間を持つことがパワーチャージにつながると鈴木さんは言います。

「たとえば、僕は歴史が好きなんですが、そうしたテーマのポッドキャストを聴きながら部屋を掃除したりすると、悠久の時の流れを感じてリラックスできる。大河ドラマ『西郷どん』(2018年放送)の頃は、好きなクジラの映像を見てくつろぐように心がけていました。ハードな時代に入ったときほど『クジラがいてくれて本当によかった……』と(笑)。別に、誰とも共有できなくたっていいんです。仕事や恋愛以外に、自分を解放する時間や場所を持てるのって、大事なことだと思いますよ」

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