FOOD
:表参道の甘味処「茶洒 金田中」の三色餡と白玉餅でほっと一息:kazumiとワヌ山の和菓子の時間
FOOD
:モデル・kazumiさんが大好きな和菓子屋さんを紹介する連載。仲良しのワヌ山さんと楽しく紹介していきます。今回、kazumiさんとワヌ山さんが訪れたのは、東京・表参道に佇む“茶洒 金田中”。日常から離れてほっと一息つけるとっておきの場所をご紹介します。
表参道の甘味処「茶洒 金田中」の三色餡と白玉餅でほっと一息:kazumiとワヌ山の和菓子の時間
和菓子の時間を楽しむのは……kazumiさんとワヌ山さん
ワヌ山
犬。口癖はワヌワヌ。ワヌ母(作者)と北陸地方に住む。甘いものに目がない。
kazumi
モデル。和菓子文化コーディネーターと和スイーツセレクトマイスターの資格を持つ。
思わず「ふう」とつきたくなる非日常空間
私にとって和菓子を食べている時間は、日常から離れてほっと一息つけるとき。今回は、足を踏み入れると旅先を訪れたような静寂な空気が流れている「茶洒 金田中」(東京・表参道)で、「三色餡と白玉餅」をいただきました。
注文してからお湯にくぐらせる白玉餅はいわゆる思い描くもちもちの白玉より、お餅に近い歯切れのよさ。思いきりよく餡にダイブさせたいけどここは慎重に。溢れんばかりのきな粉を、落とさずくまなく食べたいというくいしんぼうの性さ がが出ます。3種の餡はこし餡、新緑の香りが鼻から抜けるよもぎ餡、シャキシャキした花片に白味噌を和えた紫菊餡。トロリとして軽めの餡たちは、このままスプーンですくって食べたくなるほどあっさりとした上品な甘さ。ともにいただいた宇治純粋種の玉露も旨味が凝縮されて甘味の引き立て役にぴったり。ワヌ山さんと「ふう」と一緒に癒された、そんな和菓子の時間でした。
これは「おいしい~♡」のとき(笑)。ワヌ山さんと一緒に食べられるのが嬉しくて、つい笑ってばっかりいました。
思わず飛び込みたくなる艶やかに輝く餡。しっとりなめらかなのに後味はスッキリ。「抹茶もおいしいワヌ」(ワヌ山)
全面窓の向こうに広がる美しい庭園。現代美術家の杉本博司氏が手掛けた空間は、表参道とは思えない景色です。
いただいた和菓子:三色餡と白玉餅
白玉餅に添えられた三色餡は季節ごとに替えられ、時季の餡を楽しむことができます。手前のこし餡に使われている小豆は栄養価が高く、疲労回復、ダイエットなど、女性に嬉しい効果も期待できる。
今回のお店:茶洒 金田中
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model & text:kazumi illustration:wanuyama photograph:Masahiro Tamura
リンネル2020年3月号より
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください
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