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:【暑さに順応する「暑熱順化」できる体をつくる3つの習慣】 熱中症を防ぐためにすべき必要なことは?
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熱中症を防ぐには、少しずつ暑さに体を慣らして「暑熱順化」できる体づくりをすることが大切。軽い運動や入浴で汗をかくなど、日々の習慣が暑さに負けない体づくりにつながり、夏を健やかに過ごす鍵になります。谷口英喜医師に教えていただきました。
教えていただいたのは…

済生会横浜市東部病院患者支援センター長。脱水症・熱中症・周術期管理の専門家としてテレビ・ラジオに多 数出演。著書に『熱中症からいのちを守る』(評言社)など。
暑熱順化ができるための3つの習慣
暑熱順化ができるための習慣
01
食事
→ タンパク質とビタミン、水分補給を意識して

暑さに負けない体づくりには、筋肉量を維持するタンパク質と、暑熱順化を助けるビタミンCを積極的にとりましょう。さらに、食事からの水分補給も大切です。きゅうりやトマトなどの夏野菜は、水分やミネラルを同時に補える優秀食材。豚肉に多いビタミンB1は疲労回復にも役立ちます。朝食でしっかり栄養と水分を補給し、自律神経を整えることが、熱中症予防につながります。
暑熱順化ができるための習慣
02
運動
→ 適度な有酸素運動で汗をかくのが効果的

暑熱順化の運動は年代によって目的が異なります。若い人は15分程度のジョギングなど軽い有酸素運動で汗をかくことが効果的。一方、高齢者は無理な運動を避け、室内での足踏みや肩回し、深呼吸などで血流を促すことが大切です。65歳を過ぎると汗をかきにくくなるため、汗ではなく心拍数を上げて皮膚の血流を増やすことを目標に。本格的に暑くなる前に、無理なく体を整えましょう。
暑熱順化ができるため習慣
03
入浴
→ 入浴は良質な睡眠につながり、自律神経が整います
夏はシャワーで済ませる人が多いですが、お風呂に浸かることは暑熱順化にとても効果的。入浴で深部体温が約2度上がり、その後に体温が下がるタイミングで深い睡眠が得られ、自律神経が整いやすくなります。良質な睡眠は、暑さに適応する体づくりにつながります。また入浴は血行を促し、疲労回復効果も期待できます。39~40℃のぬるめのお湯に20分ほど浸かるのが目安です。
あわせて読みたい“熱中症対策”の読みもの
Text: Nahoko Morimoto illustration: Kayo Yamaguchi
リンネル2026年8月号
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