冷たい飲み物や冷房のきいた室内など、体を冷やす要素がたくさんある日本の夏。体の不調を招く冷えをしっかり養生して、元気に夏を乗り切りたいところ。そこで、今回は冷えとりを初めて10年以上になるというモデルのAYUMIさんに、体を冷やさない温めケアを教えていただきました。
衣類をシルクに替えて気持ちいい温め生活を

冷えとりを始めて10年以上のAYUMIさん。シルクの腹巻きや5本指ソックスから始まって、今ではインナーやレギンス、自宅の寝具など、肌に触れるものはほとんどシルクにしているのだそう。
「シルクは通気性がよくて、体も温めてくれる素材なので、一年を通して使っています。何より肌ざわりが気持ちいいので、体調が悪いときもぐっすり眠れますよ。入浴後は、すぐにシルクの肌着やレギンスを着用して温かさをキープします。今日はなんだか不調だな、というときは夏でも靴下を3枚はくのが習慣です。お気に入りは“シルクふぁみりぃ”のもので長年愛用しています。料理も好きなので、毎年自家製味噌や新生姜の甘酢漬けを仕込んで、体の内と外からの冷えとりを、できる範囲で実践しています」
【夏冷え対策 #01】 新生姜で血流改善&疲労回復

夏に毎年作るのが新生姜の甘酢漬け。血流改善の効能があって、疲労回復にも役立つ新生姜は、暑さでバテがちなこの季節の頼もしい常備菜。風邪をひいたときは、料理に生姜を多めに使うことも。
【夏冷え対策 #02】 カフェインは控えめに!

カフェインをできるだけ控えるようにしているそう。たんぽぽコーヒーは業務用パックで購入し、高麗人参やジンジャーが入ったハーブティーも常備。体の中からポカポカ。
【夏冷え対策 #03】 バランスボールでマッサージ

移動中はミニサイズのバランスボールでマッサージして血行促進。「長時間の移動は体が冷えるので、イスと背中の間にボールを入れてマッサージします。これだけで冷えて固まった体もほぐれます」
\COLUMN/ 入浴タイムは自然素材で温めケア

体が冷えてしまった日の入浴時間は、大切な冷えとりタイム。お湯にコップ1杯分の日本酒を入れると体の芯から温まります。また、足が重いと感じるときはお湯に塩+ユーカリやティツリーの精油を垂らして足湯も実践。
お話を伺ったのは……AYUMIさん
PROFILE
雑誌やCMで活躍中。最近は温活に関するセミナーも実施。著書は『ローフード・発酵・雑穀でつくるAYUMIごはん』(主婦と生活社)など多数。1男1女の母。
photograph:Nao Shimizu text&edit:Tokiko Nitta web edit:Mina Ota
リンネル2019年9月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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