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【脳が若返る8つのこと:前編】白髪は染めたほうがいい!? 今すぐできるアイデアを脳科学者に聞きました 【脳が若返る8つのこと:前編】白髪は染めたほうがいい!? 今すぐできるアイデアを脳科学者に聞きました

最近もの忘れが気になるなら、簡単なトレーニングや食事方法をちょっと意識するだけで、脳が若返ることをしませんか? 脳科学者の西 剛志先生に、今すぐに実践できる脳が若返る生活習慣をまず4つ教えてもらいました。

目次
【脳が若返る8つのこと:前編】白髪は染めたほうがいい!? 今すぐできるアイデアを脳科学者に聞きました
  1. 教えてくれた 脳科学者・ 西 剛志先生 profile
  2. どんな生活習慣で脳は若返る?

教えてくれた 脳科学者・ 西 剛志先生 profile

西 剛志先生
脳科学者、分子生物学者。東京工業大学大学院非常勤講師や特許庁を経て、’08年に企業や個人をパワーアップさせる会社を設立。成功している人の脳科学的なノウハウや才能を引き出す方法を提供し、1万人以上をサポート。

どんな生活習慣で脳は若返る?

「脳の認知機能を衰えさせない鍵は、“やる気”の源であるドーパミンや、愛情ホルモンであるオキシトシンを減らさないこと」と西先生。

ドーパミンは年齢とともに減少しますが、オキシトシンはむしろ増えていくことがわかっています。つまり、家族や友人など、人とのつながりを持つことが脳のためには大切なのです。脳の老化を遠ざける以下のような習慣を取り入れて、脳の認知機能を取り戻していきましょう。

【習慣1】複数の動きを同時に行う「脳活ボール投げ」を毎日やる

脳活にもっとも効果があるのは、複数の動きを同時にする、コーディネーション運動。神経系に重点を置いたトレーニングで、運動神経を高めるとともに、脳を活性化。ウォーキングや筋トレの約2倍の効果があることがわかっています。今回は室内でボールひとつあればできる方法をご紹介。最初は5分も続けられなくても、少しずつ時間を延ばしてみましょう。ほかに、踊ることが好きな人は、動画を見ながらダンスをしても同様の効果が得られます。

1.ボールを頭の上に投げてキャッチ。5回繰り返す。
2.ボールを頭の上に投げて手を1回たたいてキャッチ。5回繰り返す。
3.座った状態で 1 の動きを5回繰り返す。
4.座った状態で 2 の動きを5回繰り返す。 1~4を1セットとして5分を目安に。(長いほどよい)


【習慣2】トランプの神経衰弱をやり続けて上達する

脳の記憶力を高めるには、脳の前頭前野の左右を使用することがポイントになります。最新の研究では、多くの人が脳の前頭前野の片側のみを使用していることがわかりました。左右ともに活発に使えるようになるおすすめの方法は、新しいことを覚える練習をすること。たとえば英語や資格の勉強、トランプの神経衰弱でトレーニングするなどがいいでしょう。大切なのは「やり続けて、上達すること」。そうすれば左右両方使えるようになります。

次のページ【習慣3】“若返り遺伝子”を活性化させる、7つの栄養素をとる

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