HEALTH

敏感で疲れやすい…「HSP」な自分を生きやすくする3レッスン 敏感で疲れやすい…「HSP」な自分を生きやすくする3レッスン

\強み&価値観で生き方をイメージしてみよう/

自由を感じられる時間は誰にとってもエネルギーになりますが、何に自由を感じるかは人によって違います。HSPは特に、自由に重きを置く傾向があります。強みを生かせて、なおかつ価値観に合った自由を得られる働き方ができれば、人生の充実感と満足度が高まるはずです。

Q.あなたが自由を感じるのはどんなとき?

〈例〉
A.タイムカードを8時に押す生活から、フレックスタイムやテレワークに変わったら、仕事量が増えても楽に仕事ができると思う。

A.出勤時の電車通勤がなくなれば、 仕事のパフォーマンスが上がると思う。 電車内のにおいやごちゃごちゃした様子を辛く感じる。

A.判で押したように毎日同じことをするのは耐えられない。いろんな仕事をやりたいし、一度にいろんな仕事をすることもできると思う。

A.ずっと同じ組織で相性が悪い上司や同僚と仕事をすると疲弊してしまう。できれば、いろんなチームで仕事をしたい。

A.生活の豊かさはお金以外のところにある。夕日を見たり、友人とワインを飲んだりするために、生活コストの低い場所に引っ越したい。
など


もしも子どもがHSPだったら……?

HSPが生きづらさを感じるのか、特性を生かして充実して過ごせるのかは、幼少期の親の対応によっても変わります。子どもの敏感さを否定するような言葉を投げかけないように、くれぐれも注意を。特に男性の場合、子どものころから「男らしくしろ」と言われ、 HSPの気質を隠し続け、不自由を感じている人が多くいます。

また、親自身がHSPであっても、「敏感さ」に否定的だと子どもに辛くあたってしまう場合も。子どもの特性を受け入れ共感を示すことで、子どもは自分の感覚に自信を持って生きることができます。

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text:Ema Tanaka illustlation:Hitomi Hasegawa web edit:Riho Abe
リンネル2023年9月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください

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