HEALTH
:【今日の一養生 7月16日】 夏に足の冷えやむくみを感じたら、足の指のこのツボを揉もう:漢方養生で毎日上々!
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:少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。
7月16日
足の指を揉もう
夏なのに足先の冷えが気になる方、
全身の巡りが悪いような気がする方、
ぜひ、足の指を揉んでみましょう。
足の指と指の間の付け根、両足合わせて8個ある水かきの部分には
八風(はっぷう)という名前がついたツボがあります(下記画像参照)。
この八風は、7月13日/14日の記事でお話しさせていただいた、経絡上のツボとは異なり、
奇穴(きけつ)という種類のツボ。
奇穴のツボは、特定の症状に効果を発揮するするので、特効穴(とっこうけつ)と呼ばれることもあります。
八風は、下半身の血流をよくするといわれていて、足先の冷えがある方や、痺れのある方の治療に使うことがあります。
まず、八風を手の指で上下からつまんでみましょう。
優しくつまんでも、人によっては驚くほど痛みを感じるかもしれません。
痛みがあるということは、血流の悪さのサインでもあります。
八つの八風をつまんだ後は、足の指10本を丁寧に揉んでみましょう。
指の上下、左右、硬い場所を探しながら、足指を全体的に揉みほぐします。
上手に揉みほぐせると、下半身全体の浮腫みが緩和されたり、温かくなってきます。
最後にもう一度八風をつまんでみて、痛みが軽減していたら、あなたの指揉みはかなり上手だといえます。
八風が痛すぎた……という方は、お風呂に入ったときなど、少しずつ毎日コツコツ指揉みを続けてみてくださいね。
今日もよい一日をおすごしください。
PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。
illustration:moxies edit:Nao Yoshida
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