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:石井ゆかりさんの【2026年下半期の星占い】7月~12月
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:2026年も折り返しに入りました。下半期も石井ゆかりさんからいただいた、星読みのメッセージをお届けします。
星たちの動きは私たちが住む地球にどんなふうに影響しているのでしょう。
少し意識しておくだけでもよりよい未来につながるはず。ぜひ参考にしてみてください。
こんにちは、石井ゆかりです。
2026年下半期は、非常に華やかでにぎやかな星回りです。
人々がそれぞれの立場から勇敢に意見を述べていくことで、世の中が大きく動くことになるようです。
# プレゼンテーションの時間
木星が6月末に獅子座に入り、この下半期は獅子座木星タイムとなります。
獅子座は王者の星座、表現の星座、プレゼンテーションの星座です。
現代ではだれもがスマホで写真や動画を撮影し、それをSNSにアップして「シェア」することがとても一般的です。
言わば、だれもが表現者になった、と言ってもいいかもしれません。
そんな時代に、木星が獅子座に入っていくのは、なかなか凄みがあります。
多くの人がより一層、「どう表現するか」「どう伝えるか」に重きを置くようになるのかもしれません。
さらに、世界に溢れる「表現」たちをどう受け取るのか、どう表現に接するか、というテーマもまた、俎上に置かれるかもしれません。
私たちは、自分が何を見るかを、あまり制御できません。
ほぼ無意識に目を奪われ、心を動かされます。
華やかな画像、インパクトの強い画像に心を奪われ、ひとつの印象がすり込まれると、その印象はなかなか変わりません。
好印象は好印象のまま、悪い印象も、よほどのことがなければ「そのまま」です。
マーケットも政治も「より多くの認知と人気を集めた人の勝利」という条件のもと、発信競争は加速するばかりです。
私たちの心は今、自分が思う以上に、視覚情報の刺激に踏み荒らされているのかもしれません。
「目立つもの、華やかなもの、ショッキングなものに心を奪われる」という人間の本能のような性質に、どのくらいたちむかえるかが、この時期の大きなテーマとなるように思われます。
日々、膨大な情報に接し、目が次々に現れる「アイキャッチ」のようなものの上を滑り続けて、結局何も心に残らない、といった状況に悩んでいる人は、そこから脱出するきっかけを摑めるかもしれません。
たとえば、獅子座はアートとも関係が深い星座です。
高い解像度を持って物事に接し、深く織り込まれた事実や真実に、時間をかけて分け入っていく胆力は、獅子座のものです。
多くの人がよりすぐれた表現、より深みのある表現を求めて、これまでとは違った行動を選択し始めるかもしれません。
# 火星の「調整」
この時期はもうひとつ、目立つ星の動きがあります。
火星と金星の長期滞在です。
火星は9月末から来年初夏にかけて、獅子座と乙女座の間を行きつ戻りつします。
火星は2年に1度ほど、ひとつの場所に長居するのですが、そこでは地球と接近するため、いつもより大きく見えます(今回一番大きく見えるのは来年2月後半です)。
この下半期では、9月末から11月に獅子座で木星と同座し、さらに11月末から来年2月にかけて乙女座に滞在します。
普段、火星はひとつの星座を2か月弱で抜けてゆくので、これが「長期滞在」だということがおわかり頂けると思います。
獅子座に木星と火星が同座する秋は、前述の「プレゼンテーション」に戦略的な雰囲気が加味されます。プロパガンダの応酬が激化、といったいやなイメージも浮かびますが、アートなど表現の世界で革新的な試みが注目される、といった流れも考えられます。
あるいは、より優れたリーダーシップを求めて多くの人が闘う、といった展開もあるかもしれません。
11月末からの乙女座火星は、「現実」に軸足が置かれるイメージがあります。
この下半期は全体を通して、火の星座と風の星座に星々が集まっている感じがあるのですが、両者は理想や情報など、どこか「形の無いもの」を扱う世界です。
その点乙女座は地の星座で、現実、実質の星座です。情報やハッタリだけの空中戦がここで、現実的な路線へと、いい意味で着地してくれれば、という気がします。
とはいえ、乙女座の火星は古くから「軍隊」の象意があります。戦争の激化や、より多くの実質的な損害が出る、という展開にならないよう、祈りたいです。乙女座の火星は「努力」というイメージもあります。一人ひとりの善意による小さな努力の集積が大きなパワーを持つ、といった流れを期待したいです。
さらに、乙女座は「調整」の世界です。細かく相談しながら条件を詰めていくとか、役割分担をするなどのテーマは、乙女座的です。現実的な条件の調整、ということは、今色々な場で必要なテーマではないかと思います。
# 「他者」がいる世界
金星は、天秤座から蠍座の間で長期滞在します。
8月から9月上旬に天秤座に位置し、その後9月中旬から10月末まで蠍座、逆行で戻って12月頭まで天秤座にいて、ふたたび12月から1月頭まで蠍座に位置します。
天秤座も蠍座も「他者」と関係の深い星座です。
交渉し、調整し、シェアしたり託したり、時には奪ったり、といったやりとりの世界です。
前述の、獅子座と乙女座を動く火星もそうですが、調整も、交渉も、シェアも、「他者」とやることです。
獅子座木星の「プレゼンテーション」もまた、発信者がいて、受け取り手がいます。つまり「他者」がいてはじめて意味を持つ営為です。
自分がいて、自分以外のだれかがいて、対峙した上でやりとりをする、ということが、この下半期の大きなテーマのひとつです。
今年の上半期はどちらかと言えば「自己」を練り上げていくような時間だったのですが、下半期は一転して、「他者」と粘り強く、じっくり向き合っていく時間、と言えるように思います。
他人のことは本当にわからないので、都合のいい想像で決めつけてしまったり、大きな誤解をそのままにしてしまったり、どこかで借りてきた「正解」を押しつけたりと、多くの人が様々な失敗をします。
マウントを取りすぎて嫌われるとか、ご機嫌を伺いすぎて嫌われるとか、「そっとしておいた」つもりが無視しているととられたり、気遣ったつもりが「ずかずか土足で入り込まれた」と恨まれたり、人間関係は本当に、ままならぬことばかりです。
ですがそれでも、人は人と関わろうとします。
この時期はそんな「だけど、それでも」の思いが、とても大事です。
人間関係で一切失敗しない人というのは、おそらく存在しません。
大事なことは、一度の失敗で絶望しない、ということだと思います。
この時期は特に、火星と金星の逆行がそれを促しています。
試みて、失敗しても、時間をおいてまた試みることができます。
どこかにある正解を探すのではなく、あくまでその人の現実を受け止め、自分自身の現実も理解し、相手と自分の間だけに成立するものを追求することに、意義があります。
獅子座は「愛」と縁の深い星座です。
この時期、多くの人が愛のために、粘り強く真剣な努力をすることができる、という気がします。
石井ゆかりさん過去の星読みはこちら
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illustration:Yuka Hiiragi text : Yukari Ishii
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