【母の日メッセージ文例集】感謝の気持ちが伝わる手紙をプレゼントに【母の日メッセージ文例集】感謝の気持ちが伝わる手紙をプレゼントに

母の日のギフトにメッセージカードを添えたいけれど、改めて手紙にどんな言葉を書けばいいのか分からないと悩むことも。日頃の感謝の気持ちが伝わる手紙の書き方や例文について、銀座フィニッシングスクールティアラファクトリー主宰の矢部惠子先生に伺いました。

【母の日メッセージ文例集】感謝の気持ちが伝わる手紙をプレゼントに

教えていただくのは……銀座フィニッシングスクールティアラファクトリー矢部惠子先生
母の日の手紙の書き方、3つのポイント
母の日に贈るメッセージの例文
母の日ギフトのマナーは？プレゼント金額の相場や何を贈るかなど
フランス・パリの贈り物事情。母の日はやっぱりカーネーション？
母の日の贈り物にはメッセージを添えて。日頃の感謝の気持ちを伝えよう

教えていただくのは……銀座フィニッシングスクールティアラファクトリー矢部惠子先生

PROFILE

銀座フィニッシングスクールティアラファクトリー主宰。銀座とパリを拠点にスクールを運営し、日本人として世界に誇る美しい和のマナーとフランスの人生の美学を融合した質の高いレッスンを行う。

銀座フィニッシングスクールティアラファクトリー

母の日の手紙の書き方、3つのポイント

母の日に日頃の感謝の気持ちを伝えたいと思っても、気恥ずかしくてなかなかメッセージを書けずにいた方もいるのではないでしょうか。まずはお手紙の書き方のポイントについて伺いました。

POINT 1
まずは感謝の気持ちを。シンプルなメッセージでも充分

「メッセージの内容を難しく考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、『ありがとう』という感謝の気持ちと、健康を気遣う一言でも充分。お⺟様の趣味や楽しみなどにも触れるのも良いですね。
病気など、不安を感じさせるような話題は避けた方が良いでしょう」

POINT 2
気持ちが伝わる手書きで！

「今はLINEやメールなどのデジタルツールもありますが、やはり手書きでのメッセージはより一層気持ちが伝わりおすすめです。シンプルなメッセージでも手書きにするという『ひと手間』が、相手にも思いとして伝わるものです」

デジタルでメッセージを送るなら…

「デジタルでのメッセージの場合は、⽂章だけだと冷たく感じられることも。

『桜のピンクがきれいですね』というような季節や色が連想できる言葉を入れてみたり、顔⽂字やスタンプなどを活⽤したりすると柔らかく気持ちが伝わりやすいでしょう」

POINT3
メッセージカードにもこだわろう

「大手文房具店などにはおしゃれなメッセージカードがたくさんあるので、素敵なものを見かけたときに購入しておくのがおすすめです。

明るいデザインや優しさを感じられる色のカードなど。ビタミンカラーの黄色、優しいピンク、などお花を選ぶのと同じような気持ちで選んでみると良いと思います」

母の日に贈るメッセージの例文

一緒に暮らしているお母さん、離れて暮らすお母さん、義理のお母さん。それぞれ、感謝の気持ちを伝える母の日のメッセージの文例について伺いました。

一緒に暮らすお母さんへ

「⽇頃の感謝の気持ちを伝えましょう。シンプルな一言でも充分思いは伝わります」

『お⺟さんいつもありがとう！
これからも元気でいてくださいね。』

『お⺟さんいつもありがとうございます
いつも笑顔で優しいお⺟さんをイメージしてピンクのカーネーションにしました。
これからも⾝体を⼤事にしてくださいね。』

『お母さんいつもありがとう
恥ずかしくてなかなか直接言えないけれどいつも感謝しています
いつまでも健康で元気でいてね。』

『お母さん、私を産んでくれてありがとう
私はお母さんの子に生まれてとても幸せです。
これからもずっと元気でいてください。』

離れて暮らすお母さんへ

「感謝の言葉にプラスして、元気で過ごしている様⼦や、家族の近況などを伝えられると良いですね」

『お⺟さんいつもありがとうございます
⺟の⽇に感謝の気持ちを込めてお花を贈ります。
いつまでも笑顔で素敵なお⺟さんでいてください。』

『いつもありがとう。なかなか家に帰れていませんが、元気で仕事を頑張っています。
○○は最近お絵かきが好きで、おばあちゃんの絵を描く！とはりきっていたので同封しました。
お盆には帰るので、それまで元気で過ごしてね。』

『なかなか会えないけれど、いつも大好きなお母さんのことを思っています。
無理をせず身体を大切にしてね。』

『お母さん、離れていても一番に私を応援してくれてありがとう
今、仕事が忙しくてなかなか帰れないけれど毎日とても充実しています
落ち着いたらまた一緒にオシャレなカフェに行こうね！
これからも元気でいてください。』

義理のお母さんへ

「⽇頃の感謝の気持ちや近況に加えて、距離を縮めたいという気持ちが伝わるように『また会えるのを楽しみしています』という⾔葉を入れてみるのも良いでしょう」

『お⺟さん、いつも濃やかなお心遣いをありがとうございます。
母の日ということで、ささやかですが私たちからの贈り物です。
お体を⼤事にしてお過ごしくださいね。』

『いつも私たち二人を支えてくださりありがとうございます。
○○さんが好きな料理また教えてくださいね。
近いうちにお会いできるのを楽しみにしております。』

『○○さんを産んでくださったことに心から感謝します。
○○さんは良き夫で子どもたちには良き父親となってくれて、我が家は毎日幸せです。
お母さんもいつまでもお元気でいてください。』

母の日ギフトのマナーは？プレゼント金額の相場や何を贈るかなど

毎年やってくる母の日。どんなギフトを贈れば喜ばれるのか、改めて聞いてみたところ、

「関係性にもよりますが、一般的には3000円〜5,000円程度が負担に感じさせないラインだと思われます。
贈るものとしてはお花や好きな⾷べ物、飲み物などの消えてなくなるもの。お花の場合は花束よりも、そのまま飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。
甘いものが好きな方にお菓子を贈る場合には個包装のものを。『お母さんにゆっくりしてほしい』という気持ちが伝わるように、調理が簡単な食べ物を贈るのも良いですね」と、矢部先生。

フランス・パリの贈り物事情。母の日はやっぱりカーネーション？

パリの生徒さんにもレッスンをおこなっている矢部先生。フランスの母の日の贈り物文化についてもお聞きしました。

「フランスでも母の日があり、カーネーションをはじめとしたお花が贈られています。レストランでお花が配られることも。

海外のお花屋さんではお花が一輪で売られていて、男性がお花を一輪買って母の日にプレゼントすることもありますね。日本に比べるとお花を頻繁に贈る文化があるようです」