LIFESTYLE
:【北陸新幹線で巡る女子旅】 豊かな自然が生み出した「発酵と美食の旅」(前編)
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:北陸新幹線が停車する各エリアを紹介する「北陸新幹線延伸 応援プロジェクト」。長野駅、上田駅、高崎駅で、料理家・和田明日香さんとともに、地域に根ざした発酵食の魅力に迫ります。豊かな自然が生み出す美食と、地域に根ざした作り手の思いを受け取る旅の後は、きっと体も心も元気になっているはず。
【北陸新幹線で巡る女子旅】 からだにいいことたくさん! 豊かな自然が生み出した「発酵と美食の旅」(前編)
旅の始まりにおすすめ! 各駅の人気食堂へ
独自の発酵文化が根づいた長野や上田、高崎エリア。伝統的なそばや、日本酒、味噌はもちろん、最近ではワイナリーやクラフトビールの醸造所など、新しい作り手によるお店も続々と誕生しています。
地元の食材、伝統的な発酵食材など、体が喜ぶメニューでおなかを満たしませんか。
【上田駅】 おお西
現在、80代のご主人が長年かけて考案したという、オリジナルの「発芽そば」が名物のそば店。そばのむき実を発芽させてから粗挽きにすることで、独特の甘みやもちもちした食感が生まれるそう。そばの芯の部分だけを使って打った、透き通るような白の「更科そば」と食べ比べるのもおすすめ。

発芽そば¥1,650、山菜の天ぷら¥1,100。天ぷら粉9割に対して、そば粉1割を混ぜた衣はさくっとした歯ごたえ。中心が蒸した状態になるため、素材のおいしさを閉じ込めることができるそう。ほかに、かけそばや冷やかけ、鴨南もりなどのメニューも。
【長野駅】 HAKKO MONZEN
“信州の発酵食品”をテーマにした創作料理のお店。味噌をはじめ、黒豆麹と米麹で造る「醤油豆」やかつお節、酒粕など地元の発酵食品を用いたメニューが味わえます。酒かすチーズケーキやゆず麹サワーなど、デザートやドリンクも発酵食品を使ったものばかり。

ランチはメインと小鉢2種、サラダ、酒粕豚汁がついたセットが¥1,500。メインは写真の「信州米豚の酒粕漬けグリル」のほか、「塩こうじ漬け信州福味鷄の蒸し焼き」「塩麹漬け信州福味鷄の唐揚げ」などの中から選べます。「豆乳糀甘酒レモン」はレモンの香りがきいたさっぱりとした味わい。
「酒糀に漬けたお肉はしっかりかみ応えがあるのに柔らか。副菜にも糀が使われているのがうれしいですね」(和田さん)
【高崎駅】 シンキチ醸造所
高崎駅から徒歩10分の食堂を併設したビール醸造所。ゆず、梨、ふきのとうなど旬の果物や野菜を用いたビールは、炭酸が控えめでじっくり風味を感じながら飲みたい味。中には切り干し大根やアッサムティーなどの変わり種も。

オーナーが和食の板前とあって、つまみのおいしさにも定評が。一番人気は低温調理で仕上げたレバーに、玉ねぎをのせた「たまレバ」¥650。


シンキチ醸造所
群馬県高崎市若松町2-11
080-6629-2017
17:00~21:00、
土日12:00~19:00 木曜休
【上田駅】 Be-one
近年、新しい造り手が増えている千曲川ワインを中心に、常時16種類のワインを楽しめるワインバー。気になるワインを少量からテイスティングできるので、きっと好みのワインに出合えるはず! 上田駅前の好立地で、帰途につく前にさっと立ち寄れるのも魅力。



Be-one
長野県上田市天神1-2-1
DER TRAUMビルB1 0268-55-3360
17:30~21:00、土曜17:30~21:30、
日曜16:00~20:00(いずれもL.O.)
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後編では、自然に恵まれた魅力的な食材&おいしいパン屋さんをご紹介!
ぜひ続きをチェックしてみてくださいね。
photograph:Shinsaku Kato styling:Junko Okamoto hair & make-up:Mizuki Yamada text:Hanae Kudo illustration:Kayo Yamaguchi project coordination:Asami Shida
リンネル2023年4月号より
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