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:家族に協力をしてもらうために見直すといいこと。マキさんと考える「時産」で余裕のある暮らし
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時間にゆとりを生むには、周囲の協力が必要不可欠。今回は、シンプルライフ研究家で時産アドバイザーのマキさんが提唱している「時産」の考え方について家族や友人の助けを上手に借りる、マキさん流の秘訣を伝えます。
家族に協力をしてもらうために見直すといいこと。マキさんと考える「時産」で余裕のある暮らし
「適材適所」を意識してサポートを依頼する
家族で家事を分担すればいいとわかっていても、「自分でやったほうが早い」「相手が上手くできるようになるまで待てない」と、つい自分で抱え込んでしまうもの。そこをぐっとがまんして、得意分野や性格を考えたうえで作業を振ったり、作業しやすいように裏でサポートすることで、「結果的には自分自身もラクになれますよ」とマキさん。
「『これを切って』『あれを出して』と小出しに作業を振るのではなく、『日曜の朝食は作ってね』と、ひとつのプロジェクトとしてお願いするのもポイント。そのほうが相手も達成感や充実感を得られます」
友人や仕事仲間にサポートをお願いする際も、適材適所を意識。「自分が詳しい分野について相談されたり、頼られたりするのは嬉しいもの。ただし、相手が答えやすいように曖昧な聞き方はせず、質問を絞るようにしています」
家事を任せるうちに夫の得意分野に
すべて自分で抱え込まず、家族で分担するのも「時産」を叶えるコツ。「5年前から洗濯物干しを夫に任せることに。今では夫のほうが上手に干しています」
マキさんのBEFORE & AFTER

夫や子どもが家事に不慣れなうちは、頼む側にも工夫が必要です。「なぜ手伝ってもらえないのか」「上手くできないのか」を考え、今までと違う頼み方で家事の協力を仰いでみましょう。
マキさん流の 家事参加への促し方3選
➊ 長女が苦手なお片づけは月1回一緒に行います

要領をつかむまでは時間がかかるもの。上手くできなくても否定せず、ほめて伸ばすことが大切です。「最初は文句も言いたくなりますが、黙って見守ること。一度任せた仕事は取り上げず、本人が気づいて成長するのを待ちます」
➋ 次女が作ってくれた休日の朝ごはんプレート

どんな言葉でモチベーションが上がるかは人それぞれ。「一から十まで説明したほうがいいのか、ゴールだけを伝えたほうがいいのか……。次女は前もって予定を決めておきたいタイプなので、『日曜の朝食は作ってね』とお願いしています」
➌ わかりやすい言葉で感謝を伝える
家事をやってもらったらすぐ感謝の言葉を伝え、相手をほめること。「これは家族以外の人に手伝ってもらったときも同じ。助かったポイントを具体的に伝えることで、相手のモチベーションも上がり、またサポートしてもらえます」
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お話を伺ったのは…

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photograph : Keiko Ichihara text : Hanae Kudo
リンネル2023年9月号より
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