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【素敵なおうち訪問:子育て中の住まいの工夫】 好奇心が育つインテリア&動線のアイデア(小林さん宅後編) 【素敵なおうち訪問:子育て中の住まいの工夫】 好奇心が育つインテリア&動線のアイデア(小林さん宅後編)

Tsubottle
子どもの好奇心も育つインテリアコーディネート&暮らしのアイデア(小林さん宅)
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連載 #素敵なおうち訪問

フリーのインテリアコーディネーターとして、自身の住まい以外にもたくさんのお部屋に関わる小林さん。今回は、自身の経験を活かしつつ、まだ幼いお子さんの成長も考えたお部屋づくりのポイントを伺っていきます。

目次
  1. 小林さんのおうちDATA
  2. 行動から丁寧に考えるインテリア計画
  3. 自己肯定感の高まるディスプレイづくり
  4. 自分の好きも諦めないレイアウト

小林さんのおうちDATA

フリーランスのインテリアコーディネーターである小林さん。思い入れのあるインテリアを、子どもたちの成長も考えながら取り入れています。

・間取り:3LDK 80㎡
・世帯人数:四人暮らし

PROFILE
小林さん(インテリアコーディネーター)、ご主人(会社員)、お子さん二人

>> 【前編】「新築マンションをDIYの壁紙や飾り棚で好みの空間に」のお話から読む↗


行動から丁寧に考えるインテリア計画

お部屋の1室はお子さんのおもちゃスペースとして使用中。
お部屋の一室はお子さんのおもちゃスペースとして使用中

インテリアコーディネートの仕事をされているなかで、自身の生活でも発見が多くあったと話す小林さん。住まいづくりは家族の行動をよく観察しながら考えられていました。

「家族が多くの時間を過ごす『家』という空間が、私を含め家族みんなへもたらす影響が大きいことを日々実感しています。家具の配置一つ変えるだけでも行動が変わるので、インテリアの計画は丁寧にしていますね」

リビングとおもちゃスペースの間に設けられたソファ
リビングとおもちゃスペースの間に設けられたソファ

「一番実感したのがリビングスペースのレイアウトです。息子がまだ小さかったころ、リビングにおもちゃを散らかされないように、リビングとおもちゃスペースの間にソファを置いて区切っていました。

それなのにいつまでたってもおもちゃスペースからリビングにおもちゃを持ってきてしまって……。何か変えられないかとソファを窓に沿って置いてみたら、ちゃんとおもちゃスペースで遊んでくれるようになりました。そのときに、空間が遮断されているのが不安で遊んでくれなかったということがわかったんです」

よく使うものは見えやすい位置に
よく使うものは見えやすい位置に

「ほかにも、子どもに限らず、夫や私がよく使うものは目に見えるところに置くようにしています。使うときの取りやすさはもちろん、使った後に片付けるところまでの行動のハードルを下げると、お部屋が整えやすくなります」

レイアウト変更しやすいもの選び
ダイニングテーブルでも活躍

小林さんの住まいでは、一つの場所に限られないもの選びも特徴的。

「Audo Copenhagenのポータブルランプは持ち運びにも便利で、場所を移動させながらいろいろな使い方を探求しています。明かりは3段階調節ができ、コードレスなのでダイニングテーブルの上でも使いやすく、キャンドル代わりに灯すのが気に入っています」

長年使われているイームズのシェルチェア
長年使っているイームズのシェルチェア

ダイニングやワークスペースでも使っているというイームズのシェルチェアは、前の住まいから使い続けられている思い入れのあるインテリア。

「夫が付き合って初めての誕生日に贈ってくれたチェアです。ブラックレッグなところが気に入っています」

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