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【素敵なおうち訪問:ヴィンテージ家具とDIY】 インテリアも家も、誰かの歴史や思いを取り入れる(Asamiさん宅後編) 【素敵なおうち訪問:ヴィンテージ家具とDIY】 インテリアも家も、誰かの歴史や思いを取り入れる(Asamiさん宅後編)

Tsubottle
暮らしに合わせてリビングの使い方は変更予定
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連載 #素敵なおうち訪問

素敵なおうちを訪ね、家づくりにおいてこだわったところやお気に入りのポイントなどをお聞きする連載「素敵なおうち訪問」。 今回訪れたのは、既存の間取りや味わいを生かしたマンションリノベーションを行ったAsamiさん宅。この後編では、DIYも駆使して、好みの住空間を作り上げている様子を見せていただきました。

目次
  1. AsamiさんのおうちDATA
  2. 家具は誰かの歴史を感じるヴィンテージ品から探す
  3. イメージ通りのものが見つからなければ作る
  4. 突飛なものをどうなじませるか楽しむディスプレイ

AsamiさんのおうちDATA

【素敵なおうち訪問】 誰かの歴史や思いを大切に、住まいへ取り入れる。 Asamiさんの暮らしのアイデア

・間取り:2LDK 81.45㎡
・世帯人数:三人暮らし

PROFILE
Asami Itaiさん(グラフィックデザイナー・イラストレーター)、ご主人(会社員)、お子さん一人

新築やフルリノベーションのように0から1ではなく、それまでの住まいの形を活かしてリノベーションを実施。それによりコストも抑えられ、より味わいのある住空間に仕上がりました。

「住まいの形態で、できること、できないことを考えるなかでマンションリノベーションに決めましたが、物件探しは難航しました。既に住むために工事されたものを取り壊して、ということがなるべくない物件がよかったんです。今の物件は前の住人の方が住まわれている状態で内見をしたのですが、すごくきれいに住んでいらしたので、なんとなく自分たちが暮らしたときのことやどこに手を加えるかをイメージできたのが決め手となりました」

>> 【前編】間取りは大きく変えず、自分好みの空間をつくるリノベーションした住まい


家具は誰かの歴史を感じるヴィンテージ品から探す

リノベーションによって新しくなった住まいなのに、長年大切に暮らしてきたような味わいを感じるAsamiさんの住まい。そこには空間を構成するアイテムにポイントがありました。

「私自身が、元々古着がすごく好きで、そこには誰かの使われてきた思いや歴史を引き継ぐことへの魅力がありました。夫も古着が好きだということもあって、夫婦共々、古いものへの抵抗は全くなかったので自由に楽しませてもらっています」

住まいの各所で光るヴィンテージ品

住まいの各所で光るヴィンテージ品
ヴィンテージ品で空間の印象も変化

「蚤の市で購入した古道具を空間に取り入れることで印象が大きく変わったり、またそうしたものたちで構成される空間に自分自身が魅力を感じることもあって、家具は現行のものより、ヴィンテージから探すことが多いです」

新旧の空間が混ざり合うことで、より独自性のある場所に

住まいも暮らしの跡を敢えて残して
住まいも暮らしの跡をあえて残して

「この住まいのリノベーションもすべて新しくするのではなく、前の住まいの暮らしが感じられる部分を所々残しています。それによって、取り入れるヴィンテージのアイテムとの相性もよいように感じますね」

新旧の空間が混ざり合うことで、より独自性のある空間に

ただ流行に合わせたり、新しい空間を考えようとしたりするのではなく、
それまでの住まいやストーリーも尊重し、自らの嗜好を加えていくことで自分たちらしい住まいを作る姿にAsamiさんらしさを感じます。

次のページイメージ通りのものが見つからなければ作る

連載 #素敵なおうち訪問

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