北欧
:週休3日、自分らしく仕事と家庭を両立するマイヤさんの【フィンランドの幸せな暮らし】
北欧
:フィンランドでは、仕事や家事、育児に関して性別は関係ないもの。現在はスタートアップ企業に所属し、週4日勤務で働いているマイヤ・ヴォロティネンさんの心地いい暮らしぶりをご紹介します。
マイヤ・ヴォロティネンさんのフィンランドの暮らし 自分らしく仕事と家庭を両立
お話を伺った マイヤ・ヴォロティネンさん profile
仕事と家庭の両立も自分らしく自由に
アートディレクターとして、多忙な生活を送っていたマイヤさんは、数年前に体調を崩し、働き方を見直すきっかけになりました。以来、自分の体と心に耳を傾け、より自分らしく生きられるよう、今では仕事は週に4日というスタイルを選択し、週に一度は自分の時間として使っています。パートナーのヴィッレは映画製作に携わり、フリーで幅広く仕事をしていますが、料理や家事が大好き。普段の食事はヴィッレが作りますが、出張などで家を空けるときは大量にご飯を作りだめして出かけます。
家事や育児に関しては、フィンランドでは性別はあまり関係ありません。もちろん、出産や授乳は女性にしかできないことですが、それ以外は主に得意な家事を担当し、協力し合いながら、臨機応変にこなしていくというスタイルです。大事なのは無理をしないこと。仕事の時間、家族の時間、夫婦の時間、ひとりの時間など、あまり無理せず、うまくバランスを取りながら、自分たちの心地よい方法で、豊かな暮らしを築いています。
<自分らしいフィンランドライフ #01>
得意な人がやる自由な家事分担
ヴィッレはケータリングの仕事もするほど料理上手。娘のウンナが肉を食べないので、基本ベジタリアンのメニューで、栄養はしっかりとれるよう工夫して毎日の食事を作っているそう。ヴィーガンのキャロットケーキもとってもおいしいです。
マイヤは洗濯担当。娘の保育園の送り迎えもマイヤが行きます。日々の掃除は臨機応変に分担。フィンランドではポピュラーですが、月に1〜2度は掃除屋さんを頼み、窓ふき掃除や掃除機掛けなどをお願いしています。
<自分らしいフィンランドライフ #02>
週4勤務で自分自身の時間をつくる
マイヤの1週間は月曜から木曜まで働き、金曜はひとりで過ごす日、週末は家族で過ごします。金曜日には、買い物や展示に行ったり、家でゆっくり本を読んだり、ひとり時間を満喫しているそう。
<自分らしいフィンランドライフ #03>
会社で働く人がハッピーになる仕事
マイヤが働いているのは、美容系のアプリを運営するスタートアップ企業。肩書きのつけ方もユニークで、マイヤは「カルチャー&ハッピーリード」。企業文化の発展と社員がどうしたら幸せに働けるのか考える仕事です。
photograph:Miho Kakuta coordination:Laura Kopilow, Eri Shimatsuka text:Liniere, Eri shimatsuka cooperation:Visit Finland web edit:Riho Abe
リンネル2022年12月号より
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