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川口春奈さん「置かれた場所で、やり抜く覚悟を持っていたい」/映画『身代わり忠臣蔵』インタビュー 川口春奈さん「置かれた場所で、やり抜く覚悟を持っていたい」/映画『身代わり忠臣蔵』インタビュー

川口春奈さん
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ますます活躍の場を広げる川口春奈さんの新作は、忠臣蔵をもとにした時代劇コメディ。今回は、2月9日(金)公開映画『身代わり忠臣蔵』の、見どころに加え、作品との向き合い方についてもうかがいました。2月20日発売のリンネル4月号でも、また別の角度からのインタビューを掲載しているので、あわせてチェックしてみてくださいね!

目次
川口春奈さん「置かれた場所で、やり抜く覚悟を持っていたい」/映画『身代わり忠臣蔵』インタビュー
  1. ムロさんとの“ゆるくてほっこり”するシーンがお気に入り
  2. どんな現場でも「楽しむこと」を大切に
  3. #川口さんへのQ&A
  4. 映画『身代わり忠臣蔵』
  5. Profile

ムロさんとの“ゆるくてほっこり”するシーンがお気に入り

「“忠臣蔵”は今までにもたくさんの映画やドラマで描かれてきたけれど、今作はそれとはまた違う斬新な時代劇。テンポもよくてあっという間なので、歴史に詳しい人はもちろん、知らない人にも楽しく観ていただけると思います」

 川口春奈さんが語るのは、現在公開中の映画『身代わり忠臣蔵』について。おなじみの“忠臣蔵”は、大石内蔵助率いる47人の赤穂浪士らが、亡き殿・浅野内匠頭の仇を取るために吉良邸への討ち入りを成し遂げる……という物語。この復讐劇を、新たな形でコメディに仕立て上げたのが今作です。

物語のはじまりは、浅野内匠頭が吉良上野介に斬りかかる有名な“松の廊下”シーンからですが、展開ががらりと変わるのはその後。斬られて瀕死となった吉良上野介にはそっくりな弟の孝証がおり、吉良家を守るために孝証が身代わりを務める……というのが、本作ならではの新たなアイデアです。上野介と孝証という、性格が真逆の兄弟を巧みに演じ分けるのは、ムロツヨシさん。川口さんは吉良邸に勤める、明るく心優しい侍女の桔梗を演じます。

「忠臣蔵というと、基本的には男性中心の物語だと思うのですが、そこに桔梗がヒロインとして加わることで、ちょっとした恋模様が生まれるのが新しいところ。ゆるくてほっこりするシーンがたくさんありますが、なかでも孝証と桔梗のやり取りは、ふたりがとてもかわいらしくて好きですね。桔梗はチャーミングな面もあれば、ツッコミ役も兼ねていて。ムロさんは現場の空気を明るくしてくれるし、いるだけで安心できるので、私ものびのび演じられました。ふたりの自然体な雰囲気が観る人にも伝わったらうれしいですね。“忠臣蔵”は今までにもたくさんの映画やドラマで描かれてきたけれど、今作はそれとはまた違う斬新な時代劇。テンポもよくてあっという間なので、歴史に詳しい人はもちろん、知らない人にも楽しく観ていただけると思います」

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