FOOD
:【中沢元紀の板前さん入門 第7回:肉じゃが】 笠原将弘さん教えて! フライパンで味が染みる笠原流レシピ
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:料理好き男子でもある俳優・中沢元紀くんが、日本料理店「賛否両論」を営む料理人・笠原将弘さんのマンツーマン料理教室に入門!
少しの手間で料理が見違える、目から鱗のコツが満載です。
もともと料理上手ということもあり、これまでの回を通じてぐんぐん料理の腕が上がってきている様子の元紀くん。
第7回は、第4回で作っただしを使って、笠原流のおいしい肉じゃがの作り方を教えていただきました。
中沢元紀さん & 笠原将弘さん

2000年生まれ、茨城県出身。2022年俳優デビュー。2025年放送のNHK連続テレビ小説「あんぱん」で注目を集める。主な出演作にドラマ『下剋上球児』『ひだまりが聴こえる』『ゲームチェンジ』など。TBSドラマ「時すでにおスシ!?」に出演中。7月7日スタートのMBSドラマ「幸せになりたいマサムネ君」に主演予定。

予約の取れない日本料理店「賛否両論」店主。新宿の有名日本料理店で修業したのち、実家の焼き鳥店「とり将」を継ぎ、2004年、東京・恵比寿に「賛否両論」をオープン。プロのコツを楽しく解説するYouTubeや著書も好評。
【本日のお題】
フライパンで気軽に! だしが染みる「肉じゃが」
フライパンで気軽に!
だしが染みる「肉じゃが」

今日作るのは、おうちごはんの定番・肉じゃが。一口に肉じゃがといっても、さまざまな作り方があるそうですが、今回は豚肉を使います。

関西は牛肉だけど、関東では、豚肉を使うことが多いよね。笠原家も東京なので、昔から肉じゃがは豚肉。値段も手頃だし、毎日のおかずにはちょうどいいんじゃないかな。

短時間でも味が染みる
肉じゃがレシピ

みんな大好きな定番の肉じゃがを作ります!
肉じゃが
● 材料(2人分)
・豚バラスライス…250g
・じゃがいも(メークイン)…3個
・にんじん…1/2本
・玉ねぎ…1/2個
・サラダ油…大さじ1
・だし汁…350mL
※笠原流・1.5番だしの作り方はこちら >>
・いんげん…4本
[A]
|・砂糖…大さじ2
|・酒…大さじ3
|・しょうゆ…大さじ3
具材もレシピによって違うけど、今日は基本のじゃがいも、玉ねぎ、にんじんに、彩りとしていんげんを加えます。じゃがいもは煮崩れしにくいメークインにしたけど、ほくほく感が欲しい人は男爵いもでもOK。

作り方
❶ 豚肉は10cm長さに切り、ボウルに入れ[A]を揉みこんでおく。
早速! ここが笠原流ポイント
お肉は下味をつけることで
時短でもしっかり味がつく!


砂糖、しょうゆ、酒で下味をつけ、肉をほぐしながらもみこんでおきます。こうすることで、煮る時間が短くてもしっかり味の入った肉じゃがに。
❷ じゃがいもは皮をむいて大きめのひと口大、にんじんはひと口大の乱切り、玉ねぎはくし形切りにする。いんげんはヘタを取って2~3等分にする。

表面がなめらかで皮をむきやすいのもメークインの特徴。
小さくしすぎず、ゴロゴロ感が残る大きさに切って。
❸ フライパンに油を入れ、中火で❷の野菜を炒める。

❹ じゃがいもに焼き色がついて油がまわったら、❶をつけ汁ごと加えてさっと炒め合わせ、だしを加えてひと煮立ちさせたら弱火にしてアルミホイルをかぶせ(落としぶたでも可)10分煮る。一度火を止めて冷ます。

だしを入れて煮立ったら、アクをとります。煮汁が多すぎると煮崩れやすいので、具材が浸かるくらいの量に。

アルミホイルで落としぶたをすることで、煮汁がしっかり対流して、具材に味が染み込みやすくなります。
❺ やさしく混ぜ合わせもう一度火にかけ温めて器に盛る。

煮物は冷ますことで
味が染みこみます
火が通ったあと、いったん冷ますのはどうしてですか?
すべての煮物に共通することですが、一回冷まして、食べるときに温め直すことでしっかり味が染みこみます。次の日の煮物は味がなじんでおいしくなるけど、それと同じですね。ちなみに、煮物は雪平鍋で作るイメージがあるけど、家庭なら扱いやすいフライパンがおすすめです。
あとは盛り付けをして……


味がしみしみのおいしい
肉じゃがのできあがり!

いただきます!

もぐもぐ……

「前回教わった、“1.5番だし”も効いてますね!」(中沢)
「お肉からも旨味が出るから、だしがなければ水でもいいけど、やっぱりだしを入れたほうがおいしくなるね」(笠原)
10分しか煮ていないのに、しっかり味がなじんでますね。フライパンで手軽に作れるのもうれしいです。

でしょ? 今までいろんな作り方をしてきたけど、最近いちばんしっくり来ているのが、このレシピなんだよね。


今日は王道の肉じゃがでしたが、豚肉の代わりに手羽元や手羽先を使ってもおいしいそう。もちろん牛肉でもOKですしね。春はアスパラやスナップエンドウ、秋はしいたけやしめじなどのきのこ類、冬は玉ねぎの代わりに長ねぎ……と、季節ごとにアレンジもできます。そうやって少しずつ、自分のレパートリーを増やしていきたい!
今回の元紀's COOKING MEMO
味見をする!
同じレシピでも、そのときの食材の状態によって仕上がりは変わるもの。だからこそ、味見が大事だそう! 今回の肉じゃがも、調味料はお肉の下味だけですが、味見をして薄ければ、しょうゆや砂糖を足して調えます。こういう微調整を、自分の感覚で自然にできるようになりたいですね。


いい味出てた!


みなさんも作ってみてね!次回もお楽しみに~!
[衣装クレジット]
シャツ¥47,300、パンツ¥46,200/共にスズキ タカユキ(スズキ タカユキ)
[shop list]
スズキ タカユキ(03-6419-7680)
photograph:Hiroshi Hayashi styling:Naoko Gencho hair & make-up:Naoko Matsuoka text:Hanae Kudo cooperation:UTUWA
※ 画像・原稿の無断転載はお断りします
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うちの実家の肉じゃがも、豚肉でした。レシピによっては、牛肉を使う場合もありますよね?