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【コウケンテツのヒトワザレシピ】 郡司製陶所の型打ちプレートと香り水餃子 【コウケンテツのヒトワザレシピ】 郡司製陶所の型打ちプレートと香り水餃子

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連載 #コウケンテツのヒトワザ巡り

器や調理道具を愛する料理家のコウケンテツさんが、気になる作家たちのもとを訪ねるリンネルの連載「コウケンテツのヒトワザ巡り」。第4回では、夫婦で作陶を続ける益子の郡司製陶所さんへうかがいました。美しいプレートに似合う、今回のコウさんのレシピは……?

目次
【コウケンテツのヒトワザレシピ】 郡司製陶所の型打ちプレートと香り水餃子
  1. 今回、コウケンテツさんが出合った器:郡司製陶所の型打ちプレート
  2. 郡司製陶所のプレートに合わせる「香り水餃子」のレシピ
  3. ヒトワザ巡り後記

今回、コウケンテツさんが出合った器
郡司製陶所の型打ちプレート

水餃子の白が映える
美しいグリーンのプレート
夫の郡司庸久さんが型をつくり、妻の慶子さんが植物をモチーフにした文様をつけた型打ちプレート。深さがあるので、汁気がある料理をよそえるのも嬉しいところです。「このニュアンスのあるグリーンの色味が美しいですよね。見た瞬間、このお皿に餃子を盛りたい! と思いました。餃子の皮の白い色がすごく映えるだろうな、と」

今回のプレートを含めた郡司製陶所さんの作品は、10月4日(水)より阪神梅田本店で開催されるイベント「コウケンテツのこれええで展 2」で販売予定です。

料理研究家・コウケンテツさん

旬の素材を活かした韓国料理をはじめ幅広いレパートリーを気軽に作れるレシピが人気。雑誌のほか、テレビ、SNS、YouTubeなど多方面で活躍中。

インスタグラム: @kohkentetsu

YouTube「Koh Kentetsu Kitchen」: @kohkentetsukitchen

陶芸作家・郡司製陶所さん

郡司庸久さん、慶子さんの夫婦で作陶。ともに栃木県窯業指導所にて陶芸を学んだ後、庸久さんが2003年に栃木県足尾(現在の日光市)に開窯。2004年より共同制作を開始。2015年、栃木県益子町に移窯。

インスタグラム:@tsunehisa_keiko_gunji


郡司製陶所のプレートに合わせる「香り水餃子」のレシピ

●材料(2〜3人分)
餃子の皮…16枚
豚ひき肉…200g

A
|セロリ(みじん切り)…1/4本
|香菜(茎の部分)…1束分
|しょうが(すりおろし)…1かけ
|ごま油、酒、しょうゆ、片栗粉…各大さじ1/2
|塩…少々

香菜(葉の部分)…1束分
しょうが(せん切り)…1かけ分
しょうゆ、酢、ラー油…各適宜

●作り方
1.ボウルにひき肉とAを入れ、しっかり混ぜ合わせる。

2.餃子の皮にたねを等分にしてのせ、周囲に水(分量外)を塗って半分に折って包む。

⇒ Kentetsu’s point

「餃子の皮はあえてひだをつけず、半分に折るだけ。つるんとした口当たりが楽しめますよ」

3.鍋に湯を沸かし、沸騰したら2を入れて3〜4分ほどゆでる。

4.水気をしっかりきって器に盛る。せん切りのしょうが、しょうゆ、酢、ラー油を回しかけ、香菜の葉をのせる。

⇒ Kentetsu’s point

「仕上げにもしょうがと香菜の葉をのせることで、より香り豊かに!」

ポイントはつるんとした口当たりと爽やかな香り!

「セロリ、香菜、しょうがの風味をきかせた、さっぱりタイプの水餃子。今回訪ねたのが益子だったので、益子→栃木→宇都宮→餃子……とイメージが湧いてしまったのも、今回のレシピの理由です(笑)」


ヒトワザ巡り後記

コウケンテツさんと郡司製陶所のおふたり。photograph:Shinsaku Kato

「郡司製陶所さんは、水のようなつかみどころのなさが魅力の作家さん。夫婦で作陶されている方を訪ねたのは初めてですが、おふたりもまた、他の方々とはまったく違うタイプですよね。土、水、木……とみなさん自然のものを扱っているにもかかわらず、ここまでアプローチが違うのかと驚きます。『ここにこだわっています』と明確にアピールしたり、言語化するのではなく、シンプルに自分たちがいいと思うものを表現しているのも素敵です。僕のリクエストで、一人分のごはんや煮込み料理にぴったりの小さな土鍋の制作もお願いしたので、完成するのが楽しみ。取材時に僕自身が陶芸にチャレンジできたのも、予想外でしたが楽しかったです。余談ですが、帰りに立ち寄った益子のカレー屋さんも最高でした!」


>> コウケンテツさんの記事一覧へ

>>コウさんの「ヒトワザ巡り」連載を掲載しているリンネル11月号はこちら↗

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cooking & styling:Kentetsu Koh photograph:Takafumi Matsumura text:Hanae Kudo
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