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:【玉ねぎ麹の作り方】 まるでコンソメ!一度作ると手放せない。旨みたっぷりアレンジ4品も:レシピ・榎本美沙さん
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コンソメのような味わいで、旨みたっぷりの「玉ねぎ麹」。玉ねぎの甘みが凝縮した、冷蔵庫に常備しておきたい定番の発酵調味料です。今回は料理家・発酵マイスターの榎本美沙さんに、炊飯器を使うひと晩発酵調味料のレシピとして、玉ねぎ麹の作り方やアレンジレシピを教えていただきました。
魚や肉を漬けておくと玉ねぎの酵素の力でやわらかくジューシーに仕上がり、スープに使えば手軽に味が決まります。ぜひ試してみてくださいね。
レシピを教えてくれるのは 榎本美沙さん

料理家・発酵マイスター・国際中医薬膳師。シンプルで作りやすいレシピが人気で、雑誌や書籍などで幅広く活躍。『榎本美沙のひと晩発酵調味料』(主婦と生活社)など著書多数。YouTube「榎本美沙の季節料理」、instagram @misa_enomoto
榎本さんの発酵調味料、ここがいい!
①腸内環境や肌に◎。免疫力もUPで心身整う
発酵調味料には善玉菌のエサになるオリゴ糖が豊富に含まれ、腸内環境を整えます。免疫細胞が多い腸が整うことで、免疫力が高まり美肌効果も期待。②簡単で量もちょうどいい。初めてでも手軽にトライ
炊飯器の保温機能を使い、酵素がもっとも活性化しやすい温度をキープすることで、ひと晩で完成。少量で作れて失敗しにくいのもポイントです。③素材の味を引き出して、やさしいおいしさに
麹を発酵させることで自然な甘みや旨みが引き出され、奥深い味わいに。やさしい味わいはどんな素材とも合わせやすく、幅広い料理に活用できます。

「ひと晩発酵」でできる!
玉ねぎ麹の作り方

玉ねぎの旨みと甘みが凝縮された、定番の発酵調味料。魚や肉に漬けておくと、玉ねぎの酵素のチカラでやわらかくジューシーに。
玉ねぎ麹の材料
玉ねぎ…1個(200g)
米麹(生・常温に戻す)…70g
粗塩…30g
保存期間
冷蔵で2~3週間程度
玉ねぎ麹の作り方
①玉ねぎはフードプロセッサーでペースト状になるまで攪拌する(フードプロセッサーがなければ、すりおろしてもOK) 。
②ジッパー付き保存袋に米麹を入れ、塊があれば手でほぐす。①、粗塩を加えてよく混ぜる。
③炊飯器の内釡にふきんをしき、②を袋の口を少しあけてのせる。炊飯器のふたは開けたまま、保温モードで6~8時間おく。途中で数回、袋の上からもみ混ぜるとよい
※炊飯器の機種によって仕様が異なるため、事前に取り扱い説明書をご確認ください。また、保温中は火傷にご注意ください。

米麹の芯がなくなり、玉ねぎの旨みがしっかり出ていたらできあがり。
乾燥麹を使う場合は、②で水大さじ2を追加してください。
玉ねぎ麹の旨みを生かす
厳選レシピ4選
【メイン】玉ねぎ麹のトマトカオマンガイ

「玉ねぎ麹」に1時間漬けるだけで、鶏肉が驚くほどしっとりとやわらかく。具材を入れたら、炊飯器におまかせできるのもありがたい。
材 料 (2合分)
米…2合
鶏もも肉…2枚(500g)
トマト…1個(150g)
しょうが、にんにく…各1片
玉ねぎ麹…大さじ3
酒…大さじ1
A
玉ねぎ麹、黒酢…各大さじ1
ごま油…小さじ2
パクチー…適量
❶ 鶏肉は全体にフォークで穴をあけ、ポリ袋に入れて玉ねぎ麹を加えてもみ込み、冷蔵庫で1時間以上おく。米は研いで30分浸水させておく。
❷ トマトは1cm角、しょうがは薄切り、にんにくは半分に切る。
❸ 炊飯器の内釡に米、酒を入れ、2合の目盛りまで水を入れる。1の鶏肉を玉ねぎ麹ごと入れ、しょうが、にんにくをのせて炊飯する。
❹ トマト、Aを混ぜ合わせ、たれをつくる。
❺ ❸が炊き上がったらすぐに具材を取り出し、ごはんを混ぜる。鶏肉は食べやすい大きさに切り分ける。器にごはん、鶏肉を盛り、❹のたれをかけ、パクチーを添える。
【汁物】野菜たっぷり玉ねぎ麹スープ

「玉ねぎ麹」をコンソメ代わりに使った、栄養満点なスープ。たっぷり野菜と麹の甘みが広がる深い味わいに、ほっこりと癒やされる一品です。
材 料 (2人分)
キャベツ…葉1~2枚(100g)
ブロッコリー…1/2個
にんじん…1/4本
ベーコン…1枚
オリーブオイル…小さじ2
玉ねぎ麴…大さじ2
こしょう…少々
❶ キャベツはざく切り、ブロッコリーは小房、にんじんは1cm角、ベーコンは1cm幅に切る。
❷ 鍋にオリーブオイルを中火で熱し、❶を炒める。野菜がしんなりとしたら、水500mL、玉ねぎ麹を加える。
❸ 煮立ったらにんじんがやわらかくなるまで4~5分煮る。器に盛り、こしょうをふる。
【汁物】ピーマンのかきたまスープ

スープには「玉ねぎ麹」が鉄板。ピーマンは食感を残したいので、サッとゆでるだけでOK。
材 料 (2人分)
ピーマン…2個
玉ねぎ…1/4個
水…2カップ
玉ねぎ麹…大さじ1と1/2
溶き卵…1個分
こしょう…少々
❶ ピーマンは縦半分に切って種を取り、横5mm幅に切る。玉ねぎは横半分に切って縦薄切りにする。
❷ 鍋に水、玉ねぎ麹を入れて中火にかけ、煮立ったら玉ねぎを入れて2~3分煮る。
❸ ピーマンを加えて30秒ほど煮たら、溶き卵をまわし入れる。器に盛り、こしょうをふる。
【副菜】トマトの玉ねぎ麹マリネ

トマトの酸味と「玉ねぎ麹」のコクが好相性。
切って和えるだけなのに、旨みが広がります。
材 料 (2人分)
トマト…1個
A
玉ねぎ麹…小さじ2
白ワインビネガー…小さじ1
❶ トマトはへたを取り、ひと口大に切る。
❷ ボウルにトマト、Aを入れて和える。
こちらもチェック! 榎本さんの発酵レシピ集
発酵パワーを生かしたレシピをさらにチェック!
cooking & styling : Misa Enomoto photograph : Mari Yoshioka text : Nahoko Morimoto
リンネル2026年3月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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麹を発酵させて作る発酵調味料の最大の魅力は、腸内環境を整えてくれること。腸が整うことで消化機能が高まり、免疫力の向上やストレスの緩和、美肌効果まで望めるんです。炊飯器を使うことで発酵にかかる時間を大幅に短縮できますし、カビも生えにくいので初心者でも安心。発酵することで自然な甘みや旨みが引き出され、これひとつで料理の味が決まるのも大きなメリットです。