「疲労回復には、消化がはやく栄養いっぱいのスープを」と、料理家の遠藤千恵さん。今回は、夏の疲れた体に染みる養生ごはんのレシピを教えていただきました。胃腸に負担をかけない腹八分目を心がけて、夏に疲れた体をしっかり整えていきましょう。
生薬たっぷりの滋養スープ
松の実やクコの実、里芋など生薬でもある食材を加えた食べごたえのあるスープ。
ショウガ、ニンニクの香りで食欲のないときにも。
●材料(2人前)
手羽先…4 本
里芋(中)…2 個
長ネギ…1本
ショウガ…1カケ(25g)
ニンニク…1片
なつめ(あれば)…2個
松の実 … 10粒
クコの実 …4粒
餅米 … 大さじ3
塩…小さじ1~
水…500mL
●作り方
1.餅米は洗って浸水させる。
2.手羽先は皮目でない方に切り込みを入れる。
3.ショウガは皮をむき薄切りにする。ニンニクは皮をむき、包丁の背で潰す。長ネギは青い部分を10cmほどの長さに切り白い部分は斜め切りにする。
4.里芋は皮をむいて食べやすい大きさに切り、ひとつまみの塩(分量外)をもみ込んで 5分ほど置く。塩とぬめりを流水で流して水を切る。
5.鍋に手羽先、長ネギの青い部分、ショウガ、ニンニク、水を入れ中火にかける。
6.沸騰したらアクを取り、弱火で30分煮込む。
7.長ネギの青い部分を取り除く。里芋、水を切った餅米、長ネギの白い部分、なつめ、松の実、塩小さじ1を加え、弱火でさらに15分煮込む。
8.スープにとろみが出たら、塩で味を整える。器に盛りクコの実をのせる。
このレシピを教えてくれたのは
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photograph:Aya Sunahara text:Tomoko Yanagisawa
リンネル2023年10月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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