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特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

【女子旅 ラオス】世界遺産の街ルアンパバーンの楽しみ方 朝市と市場とナイトマーケット |エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記 第3話 【女子旅 ラオス】世界遺産の街ルアンパバーンの楽しみ方 朝市と市場とナイトマーケット |エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記 第3話

特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド
柳沢 小実
エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記、世界遺産の街ルアンパバーンの楽しみ方
連載 #柳沢小実さんのお散歩するようなゆるり旅

リンネルの創刊から誌面を一緒に盛り上げてくれている、エッセイストの柳沢小実さん。旅行がライフワークで、旅に関する著書も多い小実さんが、世界遺産の街ラオスのルアンパバーンに行ってきました。
今回は、3年連続で年末にゆっくり滞在しているというラオスでの、おすすめの服装やお気に入りの観光スポットを教えてもらいました。

目次
  1. ラオスの旅について綴ってくれるのは、エッセイスト柳沢小実さん
  2. 朝市や市場の魅力
  3. ルアンパバーン中心部、観光ついでに行ける朝市
  4. ラオスの日常がわかる市民の台所「ポーシー市場」
  5. 一期一会のユニークなアイテムに出合えるナイトマーケット

旅の間は普段の自分をしばしお休みして、一人の傍観者でいられる。たとえば食材を目にしても今夜の献立に頭を悩ませることなく、ただ食材の色鮮やかさに心を動かされるだけでいい。世界が美しいもので溢れていることを、素直に心に焼きつける。それが旅の醍醐味だと思っています。

ラオスの旅について綴ってくれるのは……

エッセイスト柳沢小実さん
柳沢小実さん
エッセイスト。リンネルの創刊当時より、インテリア、丁寧な暮らし方、旅について、多数取材。暮らしや旅についての著書は30冊以上。最新刊は『「自分ログ」で毎日が変わる 手帳のある暮らし』(大和書房)。
Instagram:@tokyo_taipei

【連載】 「柳沢小実さんのお散歩するようなゆるり旅」はこちら!

小実さんが訪れたラオス・ルアンパバーン基本情報 >>


朝市や市場の魅力

ラオス・ルアンパバーンの朝市や市場の様子【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】

たとえ旅をしている間は料理をしなくても、野菜や食材を売る朝市や市場にはどうしても行きたくなります。食材を売り買いする朝市や市場は人々の生活そのものであり、生きることに直結しているエネルギッシュな場だからです。

言葉が話せれば「その食材をどう調理するの?」とか「よく作るメニューは何ですか?」などと聞けますが、残念ながらできないので、どんなものをどのくらい買っているかを見てその食卓を想像しています。また、自分ならばこのみずみずしい野菜で何を作ろうか、などと考えるのも楽しい。食生活や食習慣から、その国の人の生活スタイルに思いを馳せています。

ルアンパバーン中心部、観光ついでに行ける朝市

ルアンパバーン中心部、観光ついでに行ける朝市【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】
ルアンパバーン中心部、国立博物館近くの路地に毎朝立つ朝市【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】
中国人観光客の増加とともにバッグなどの布製品のお店も増加【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】
ドライフルーツなどのお土産品を売る店も【エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記】

観光客が集まる国立博物館近くの路地に毎朝立つ朝市は、托鉢が終わった後の7時~9時頃が最も賑わっていました。野菜や肉類などが並ぶ生活市場ですが、中国人観光客の増加とともにバッグなどの布製品やドライフルーツなどのお土産品を売る店も増えて、観光市場の側面も持ちつつあります。需要とともに変化していくのはどの国でも同じですね。

ルアンパバーンは水に恵まれた肥沃な土地ということもあって、朝市には野菜やハーブ、魚、肉類(鳥や蛙、ネズミまで様々)が豊富に並んでいます。【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】
ルアンパバーンの朝一には焼きバナナの屋台も【エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記】

ルアンパバーンは水に恵まれた肥沃な土地ということもあって、朝市には野菜やハーブ、魚、肉類(鳥や蛙、ネズミまで様々)が豊富に並んでいます。また、焼きバナナや麺の店など、食べものの屋台もいくつか立っていて、朝食を食べに出かけても楽しめるでしょう。朝市のちょうど真ん中くらいに小さな寺院があり、散歩やお参りがてら立ち寄るのもおすすめです。

ラオスの日常がわかる市民の台所「ポーシー市場」

ラオスの日常がわかる市民の台所「ポーシー市場」【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】

もうひとつ、ルアンパバーン中心部から車やトゥクトゥクで10分足らずの場所に、一日中開いている「ポーシー市場」もあります。ここは地元民御用達の生活市場で、観光客はほぼゼロ。グーグルマップによると早朝5時から夕方18時まで開いているそうです。

ポーシー市場の様子【エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記】
ポーシー市場の奥の建物には日用品や生活雑貨も【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】
ポーシー市場のテントでは野菜や果物が、奥の建物では日用品や生活雑貨も【エッセイスト柳沢小実さんのラオス旅行記】
ルアンパバーン中心部から車やトゥクトゥクで10分で行ける【エッセイスト柳沢小実さんの旅行記】

テントでは野菜や果物が、奥の建物では日用品や生活雑貨も売られています。ちなみに裏には倉庫のように大きい食器屋もありましたが、置いてあるものは中国製とみられる白磁や近代的な花柄の食器ばかりで、かわいくて古いものは見つからなかったです。

この市場では、その場で調理されている炒麺やおやつ類、果物を買って、ホテルに持ち帰って食べました。

次のページ一期一会のユニークなアイテムに出合えるナイトマーケット

連載 #柳沢小実さんのお散歩するようなゆるり旅

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