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:健康・美容の習慣に【ココナッツオイルの活用法3選】漢方薬剤師に教わる、知識ゼロでも今日からできるアイデア
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湿気と気温が高い今の時期、気力がなくなってだるくなりがち……。そんな時期に特に取り入れたいのが、「ココナッツオイル」です。実は、そのほかにも健康や美容にさまざまな効能がいっぱい!
漢方・栄養学・腸活をベースにした体を整える食事「食薬」の第一人者である、漢方薬剤師の大久保愛さんに、簡単な取り入れ方からちょっとした疑問まで、ココナッツオイルの基本を解説してもらいました。これを機に、ココナッツオイル習慣を手軽にはじめてみませんか♪
「ココナッツオイル」のすごい理由

POINT
1
「気」を補える、即効性のあるエネルギー
「気」(漢方における、元気の源で、体を守ったり動かしたりする力のこと)を補える中鎖脂肪酸を豊富に含んでいます。中鎖脂肪酸は吸収が速く、すぐエネルギーになるので即効性があるのもいいところ。朝食にとると午前中のやる気につながります。
POINT
2
酸化しにくく、加熱調理にも安心
成分の90%以上が飽和脂肪酸でできており、二重結合を持たないため、植物油の中で最強の熱安定性を誇ります。そのために酸化して質の低下を招きにくく、加熱調理にも安心して使えます。
POINT
3
抗酸化作用で美容にも
抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれていて、アンチエイジング効果も期待できます。
POINT
4
殺菌作用が強い
ココナッツオイルに含まれる「ラウリン酸」には強力な抗菌作用があり、腸内で炎症の原因となるカンジダ菌などの悪玉菌の増殖を抑える働きがあります。
「香りが残っているタイプ」と
「無臭タイプ」の2種を使い分けて!
ココナッツオイルには大きく分けて、香りが残っている「未精製(エキストラバージン)」タイプと、香りを抜いた「無臭タイプ(精製)」の2種類があります。
風味を楽しみたい場合やエスニック・洋風料理などには、ココナッツの香りがあるエキストラバージンタイプが合います。香りが苦手な人や、和食や炒め物など普段の料理に幅広く使いたい場合は、ラベルに「無臭」や「精製」と書かれているものがおすすめです。

大久保先生が愛用しているのは、エキストラバージンタイプならレイン&シャインの「オーガニック コールドプレス バージンココナッツオイル」(右)、無臭タイプならココウェル「香りのない有機ココナッツオイル」(左)。
今日からできる
「ココナッツオイル」簡単活用シーン
炒め油など料理に使うのはもちろん、温かい飲み物やスープなどに少し垂らしてよく混ぜる、「ちょい足し」でも効果的です。
Scene 1
コーヒーに加える

ホットコーヒーにスプーン1杯のココナッツオイルを混ぜるだけ。ココナッツの香りはコーヒーとの相性がいいので、香りの残っているエクストラバージンタイプが合います。
Scene 2
味噌汁に加える

香りのない精製タイプのココナッツオイルなら、普段の料理にも違和感なく加えられます。温かい味噌汁に、同じくスプーン1杯を垂らせば手軽に摂取できます。
「ココナッツオイル緑茶」

午前中のだるさ対策に! 抗酸化作用のある緑茶と素早くエネルギーになるココナッツオイルを組み合わせて、気力をすぐに復活させられます。
【RECIPE】
夏なら常温(20〜30℃ぐらい)の緑茶、それ以外なら温かい緑茶カップ1杯分(約200mL)にスプーン1杯のココナッツオイルを加え、よく混ぜる。
「ココナッツオイル」の疑問に答えます!
白く固まってしまいましたが、大丈夫?
温度が下がると白く固まる性質が。温めればすぐ使えます
ココナッツオイルは飽和脂肪酸が多いため、温度が20〜25度以下になると白く固まる性質があります。しかし、品質には問題ありません。固まって使いにくいときは、使う前に瓶の上から温かい湯をかけるか、湯せんして溶かしてから使いましょう(パッケージが瓶以外の場合は、湯をかけたり湯せんしたりしてよいか、よく確認しましょう)。
また、この「冷えると固まる性質」を逆手にとって、疲労回復や集中力アップに役立つ「エネルギー補充チョコレート」を作ることも。溶かしたココナッツオイル50g、ピュアココア大さじ2、オリゴ糖大さじ2を混ぜて、製氷機などに入れて冷蔵庫で冷やし固めるだけで完成です。
香りが独特だから、料理には活用しづらい?
甘い香りが合う料理も。無臭タイプも使ってみて
特有の甘い香りでクセがある印象を持たれがちですが、エスニック・洋風料理などにはよく合います。香りが料理の邪魔になると感じる場合は、無臭タイプ(精製)を選べば解決できます。
どのくらいの分量がベスト?
ティースプーン1杯〜大さじ1杯程度が目安
大さじ1杯で約120kcalのエネルギーがあります。1回につき、ティースプーン1杯〜大さじ1杯程度を目安にしましょう。ただし、冷たい飲み物に入れると白く固まってしまうので、必ず温かい飲み物か、夏は常温の飲み物に溶かして。
一気にたくさんとりすぎるとお腹が緩くなることもあるので、まずは少量をプラスするところから始めてみてくださいね。
教えてくれたのは…
漢方薬剤師・国際中医師・
大久保 愛さん

食薬の第一人者。アイカ製薬代表。 昭和医科大学薬学部卒業後、薬 剤 師となる。 北京中医薬大学で漢方・薬膳・東洋の美容などを学び、日本人で初の国際中医美容師の資格を取得。漢方カウンセラーとして年間2000人以上の女性の悩みに応えてきた実績を持つ。著書に『1週間に1つずつ心がバテない食薬習慣 』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など。
リンネル8月号では、大久保 愛さんの
「夏を乗り切る食養生レシピ」を紹介!

暑い夏に負けない体作りには、梅雨から本格的な真夏に入る今の時期の食事が大切ということ、ご存じですか?
6月下旬〜7月中旬の1か月、「体」「心」「美」をそれぞれしっかりと整える、「食薬」のポイント、食べるとよい食材とそれを使ったレシピを漢方薬剤師の大久保 愛さんに教えていただきました。
飲むだけで整う、おすすめ食薬ドリンクも紹介します。
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cooking:Ai Ookubo photograph:Aya Sunahara styling:Hiroko Nakada text:Kaori Akiyama
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