焼くだけでごちそうに！ 鮭のソテー ブロッコリータルタルのせ 【レシピ・上田淳子さん】 焼くだけでごちそうに！ 鮭のソテー ブロッコリータルタルのせ 【レシピ・上田淳子さん】

毎日のごはん作りで特に悩むのが献立。毎日違うものを食べなくてもいい！ 材料がそろわなくてもいい！ おうちごはんは、基本の考え方がつまったレシピをアレンジすれば、何通りにもできます。覚えておきたい基本のレシピを料理研究家の上田淳子さんに教えていただきました。 今回は野菜のタルタルソースが新しい「鮭のソテー ブロッコリータルタルのせ」のレシピです。

鮭のソテー ブロッコリータルタルのせのレシピ

【何も考えずにただ焼くだけでごちそう】
下味をしっかりつけてカリッと焼くだけで、立派なメインの完成。あとは手軽なトッピングを添えれば、豪華なひと皿に。

●材料（2人分）
生鮭の切り身…2枚（200ｇ）
塩…小さじ1/2
こしょう…少々
オリーブオイル（またはバター）…大さじ1

〈ブロッコリータルタル〉
ゆでブロッコリー（みじん切り）…3房分（50ｇ）
マヨネーズ…大さじ3
塩、こしょう…各少々
レモン（好みで）…適量

プチトマト…適量

●作り方
1.鮭は塩をすり込み、10分ほどおく。さっと水洗いして水気をキッチンペーパーでしっかりふき取り、こしょうをふる。

2.ブロッコリータルタルの材料を混ぜ合わせる。

3.フライパンにオリーブオイルを熱し、1 を皮目を下にして並べ入れる。ふたをし、中火で2分焼く。ふたを取り、裏返してさらに2分焼く。

4.器に3を盛り、2とプチトマトを添える。

【POINT】
献立に迷ったら、焼きながら考える

「どんな味を食べたいか」に迷ったときは、とりあえずシンプルに肉や魚を焼いている間に味つけを考えて。副菜に使いがちな野菜をトッピング（下記参照）に使って、味つけすると手軽に豪華さアップ。
さらに、“焼くだけ”で便利な食材はほかにも！ 鶏肉（むね、ももなど）、豚肩ロース、かじき、塩さば etc.

ブロッコリーだけじゃない。のせるだけで副菜代わりになる
豪華＆ヘルシーな野菜トッピング

●おろしポン酢…和風が食べたい日は、たっぷりの大根おろしにポン酢をかけて

●ベビーリーフ…葉野菜に好みのオイル、酢、塩などを適量かけて、カフェごはん風に

●玉ねぎの甘辛ソース （おろし玉ねぎ+しょうゆ+みりんをレンジ加熱）…玉ねぎのすりおろし、しょうゆ、みりんを耐熱容器に入れ、レンジにかければ甘辛ソース

●サルサソース （角切りトマト+角切りきゅうり+酢+オリーブオイル）…トマトときゅうりをそれぞれ角切りにして、酢とオリーブオイルで和えて簡単サルサソース

●トマトめんつゆ （刻みトマト+めんつゆ+オリーブオイル）…トマトの角切りにめんつゆとオリーブオイルを合わせれば、甘酸っぱい和洋折衷なおいしさ

このレシピを教えてくれたのは

料理研究家
上田淳子さん

辻学園調理・製菓専門学校を卒業後、同校の西洋料理研究職員を経て渡欧。現地で経験を積む。得意とするのは本場の味のフレンチと気取らない家庭料理。

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cooking: Junko Ueda　photograph: Taro Terasawa　styling: Yuko Magata　text: Masami Fukuyama
リンネル2020年4月号より
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