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:プチ不調は女性ホルモンの影響かも! 体調をチェックして早めのセルフケアを
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体がだるい、気分が落ち込むなど、季節の変わり目に感じやすい不調は、女性ホルモンの影響かもしれません。そこで、医学博士の飛田砂織先生に、プチ不調の原因となる自律神経の乱れと女性ホルモンのバランスについてお話を伺いました。さらに生理前に不調になりやすい人が気をつけたいポイントについても教えていただきました。
プチ不調は女性ホルモンの影響かも! 体調をチェックして早めのセルフケアを
最近、こんなお悩みはありませんか?
セルフプチ不調CHECK

□よく頭痛がする
□肌荒れが気になる
□生理前に特に調子が悪い
□眠れないことがある
□顔や足などむくみが気になる
□疲労感が取れない
□理由もなく気分が落ち込む
□イライラして怒りっぽくなる
自律神経の乱れが
女性ホルモンにも影響
「女性特有の不調は、30代まではPMSなど生理に関するものが中心。40代からはそれにプレ更年期〜更年期の不調が重なります」と、飛田先生。
特に更年期の症状は、自律神経の不調として表れるので、気温や気圧の変化が激しい、季節の変わり目に不調を感じやすくなります。栄養バランスが悪くなったり、冷えで血流が悪い状態が続くことで、ホルモンバランスの乱れにつながることもあるのだそう。
それらの不調を解決するのが、睡眠と食事です。質のよい睡眠をとることで、体を修復する成長ホルモンが出て自律神経が整います。また、ホルモンの生成に必要なタンパク質や、タンパク質の代謝をうながすビタミンB群、ミネラルを欠かさないことも大切。
反対に、甘いお菓子や炭水化物などを取りすぎる人は、PMSの症状が出やすい傾向もあるのだとか。不調を感じたら、まずはセルフケアで対処してみましょう。
季節の変わり目は自律神経が乱れ
ホルモンバランスも崩れやすい
季節の変わり目は、気温などの変化に体が追いつかずに自律神経が乱れやすくなります。女性ホルモンを出す指令と、自律神経をコントロールする指令は、同じ脳の視床下部が行っているので、相互に影響し合っています。
↓
調子が悪いかも?と感じたら早めのケアが大切
不眠や食欲不振などの不調のサインを放っておくと、ホルモンの乱れはますますひどくなります。早めのセルフケアで体調を整えましょう。
生理前に不調になりやすい人が
気をつけたいポイント
食欲のコントロールが利きにくくなる生理前ですが、誤った食事はイライラを強くしてしまう場合があるそうです。

白砂糖の取りすぎに注意!

ドカ食いに注意!

刺激物の取りすぎに注意!
教えてくれたのは……飛田砂織先生

illustration:Kayo Yamaguchi text:Ema Tanaka web edit:Mina Ota
リンネル2020年11月号より
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