LIFESTYLE
:防災食作りやリュックで水汲み…もしもに備えた被災時トレーニングをやっておこう!
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防災グッズを日常で使ってみたり、防災食を作り慣れておけば、被災したときも安心感が違います。生きるのに欠かせない、食事、水、トイレの対処法を、編集YとライターTが試してみました。
教えてくれた 辻 直美さん profile

【被災時トレーニング #1】
被災時クッキング
限られた条件でも、温かい食事をするために必要な被災時クッキング。カセットコンロを使ったポリ袋調理に挑戦します。
<用意するもの>
・カセットコンロ
・ガスボンベ
・鍋
・高密度ポリエチレン製の袋
・アルミホイル
・米
・冷蔵庫にある野菜
・缶詰
・水

1.冷蔵庫に入っている野菜を適当に切ったものと、魚などの缶詰の中身を耐熱のポリ袋に入れて封をし、もみ込みます。米0.5合につき水120mLが目安。

2.鍋にアルミホイルを敷いて水をはり、火にかけます。食材の入ったポリ袋を入れて、米は20分、ほかの食材は5〜10分を目安に煮ます。

3.普段使っているお皿にラップをかけて盛り付ければ、洗い物もなく、いつも通りの気持ちで食べられます。

【被災時トレーニング #2】
リュックで水汲み
給水を受けるのに、やかんやペットボトルでは足りません。タンクがなくても水を運べるリュックで水くみをやってみましょう。
<用意するもの>
・大きめで頑丈なリュック
・45Lのゴミ袋2枚

1.リュックを大きく広げ、中に45Lのごみ袋を1枚セットし、さらに1枚重ねて二重にします。ごみ袋を外側に広げてリュックを覆うようにします。

リュックの半分から8分目を目安に水を入れ、空気を抜きながら内側の袋をひとつ結びにします。外側も同じ要領で結び、リュックのファスナーを閉じます。

【被災時トレーニング #3】
災害用トイレを作る
被災時に体調を崩す原因になりがちなトイレ問題。自宅のトイレであれば、ちょっとした工夫でいつも通りに。

1.トイレの便座をあげ、ごみ袋を二重にして便座にかぶせます。

2.ペットシーツの吸水面を外側にして便器に入れ、ちぎった新聞紙をのせます。

3.便座をかぶせたら、いつも通りに排泄します。

4.用を足したら、上のごみ袋だけを外してしっかり結びます。
やったみた感想は?
トイレに設置すれば、いつもと同じスタイルで用が足せるのがいい! 1 枚目のごみ袋は1回ごとに捨てると考えると、たくさん必要です。
【被災時トレーニング #4】
ポータブル電源を使ってみる
地震以外にもさまざまな理由で停電がありえる状況。ポータブル電源も使い方は要確認です。
ポータブル電源

ポータブル電源は常に充電しておくこと。電源により供給できる電力量は決まっているので、出力の大きい電化製品は使えない場合があります。
ソーラーパネル

頼れるのがソーラーパネル。直接スマホなどを充電するほか、ポータブル電源につなげられるものも。庭やベランダで発電できるかチェック。
こちらもチェック!
photograph:Jun Fujiwara illustration:Ayano Kinoshita text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2022年10月号より
※写真・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
photograph:Jun Fujiwara illustration:Ayano Kinoshita text:Ema Tanaka web edit:Riho Abe
リンネル2022年10月号より
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