女優・麻生久美子さんが、初のレース編みでストラップ作りに挑戦！ 女優・麻生久美子さんが、初のレース編みでストラップ作りに挑戦！

編み物が好きな女優・麻生久美子さん。今回は、その繊細さが魅力のレース編みで木の実とお花のストラップ作りに挑戦。麻生さん、あまりの糸の細さに、前途多難！

教えてくれた
ニットデザイナー・河合真弓さんprofile

ヴォーグ編物指導者養成校卒業。ニット本、手作り関係の雑誌、毛糸メーカーなどで作品発表。新刊に『よくわかる基礎 かぎ針編み』（監修/朝日新聞出版）。

モチーフが繊細なレース編みに初挑戦

編み物好きの麻生さん。地方公演のときなど、いつもより時間が取れるので、マフラーなど簡単なものを編んでいます。編み物は集中できて、なんだか落ち着くそう。レース編みは、初めての挑戦です。

「かぎ針編みはやっても、レース編みは初めて、という方は多いですね。細い糸を使うから、仕上がりが繊細になるのが魅力ですね。レース編みで、カーディガンやバッグ、つけ襟、ストールなどもできるんですよ。で も今日は大物ではなく、2時間ほどでできる木の実とお花のチャームを作りましょう」と河合先生。

オリジナルのモチーフが美しい河合さんの作品。『優しいレース編み』『はじめてのアイリッシュ・クロッシェレースモチーフ100』（ともに日本ヴォーグ社）などで発表されたもの。

必要な道具は、レース編みに使うレース針のなかでいちばん太い0号、編み方がきつくなるほうはかぎ針の2/0号。それに好みの色のレース編み用糸。

「記号図を読むのは難しいですが、今は動画もあるので挑戦しやすいですね。間違えてもほどけばいいので、同じモチーフでも糸の色や太さを変えたら、印象が変わるからやってみて」と河合先生。

レース編みで、木の実とお花のチャームを作ろう！

お手本はコレ

用意するもの

麻生さんが選んだ糸は、濃い緑と鮮やかなピンク。色選びも楽しい。かぎ針（今回は0号）と、とじ針を使います。

【STEP 1】木の実の部分 こま編みをつくります

丸くて立体的なモチーフ。編み物の基本である「わの作り目」からスタート。あまりの糸の細さに、麻生さんも「目、目が......!」。

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【STEP 2】こま編みを続けていきます

「先生、ここわかりません！」を繰り返し、2個目を作るころには完全にマスター。この丸い木の実。カラフルにしたり、ワントーンでそろえてもかわいい。

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【STEP 3】実の部分にわたをつめます

綿をぎゅうぎゅうと詰めます。

【STEP 4】花と葉をつなげます

葉と茎とがく、 花 、 花芯を作ります。 ここも好きな色に変えてもOK。

木の実パーツと茎パーツを縫いつけます。

花にがくを縫いつけます。

花に茎パーツを縫いつけたら、完成！

＼FINISH!／
キーホルダーにしてみました！

じゃーん！ できたチャームは、鍵に結んでキーホルダーに。花や木の実のモチーフは、工夫次第でアクセサリーにもなります。色違いで作って、プレゼントにも。

初のレース編み体験を終えて

最初は針と糸の細さに慣れず、記号図もわからず、前途多難かな？ と思いましたが、編み物と同じで要領がわかったらすごく楽しい！ 木の実に綿を詰める作業にハマりました。レース編みは、編み物とはまた違う繊細な世界観。モチーフもたくさんあって、また教えてもらいたいです。普段はレッスンなどされないという河合先生、ぜひお教室を開催してください！

photograph：Ryoko Amano　styling：Nami Kagiyama　hair & make-up：Yumi Narai　text：Tomoko Yanagisawa　web edit：Riho Abe
リンネル2022年12月号より
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