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特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド

【1泊2日女子旅 青森県】 眼福な宿「星野リゾート 青森屋」と「十和田市現代美術館」で感性を磨く旅 【1泊2日女子旅 青森県】 眼福な宿「星野リゾート 青森屋」と「十和田市現代美術館」で感性を磨く旅

特集女子旅おすすめスポット 暮らすように心地いいリンネル旅ガイド
星野リゾート  青森屋と十和田市美術館の観光スポット

羽田空港⇔三沢空港のJAL便が4便に増えたことで、さらにアクセスが良くなった青森県。今回は星野リゾートの中でも支持者の多いホテル「青森屋」で、カメラマンとリンネル編集部員の女子2名で1泊2日を過ごしました。帰り際に「またここに来よう!」と約束した、満喫旅の記録をご覧ください。

目次
【1泊2日女子旅 青森県】 眼福な宿「青森屋」と「十和田市現代美術館」で感性を磨く旅
  1. とことん楽しむなら「青森ねぶたの間」で宿泊体験も
  2. 声を大にして伝えたい! まるで美容液のような温泉
  3. 翌日に向かったのは、「感性が磨かれる街」十和田市へ

全国を旅する賢者たちから今回伺う星野リゾート 青森屋のすばらしさを聞いていたこともあり、ようやく来られた! と心が躍っていた私たち。青森県のスキッとした清らかな空気に触れながら、寒さに身体をすぼめつつ早足に本館へ向かいます。敷地入口から、本館までの道のりが長い長い長い……! 実は青森屋は22万坪もある巨大な敷地を有し、敷地内には古民家、大きな池、手つかずの美しい自然など、どこを切り取っても見どころだらけなテーマパークのような場所。地元の伝統を継承しながら、私たち客人を丁寧に、ときにユニークにもてなしてくれます。

そしてやはり目玉は館内に点在する日本最大級の夏祭り・青森ねぶた祭の人形灯籠! 現役で活躍するねぶた師の作品を拝見できる貴重な機会は、フロアを探索する度に驚きと感動があって、私たちは何度も目を見合わせてキラキラ顔をしていました。

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とことん楽しむなら「青森ねぶたの間」で宿泊体験も

特に印象的だったのが通称「寝かせない部屋」に入室したとき。「え、寝れないのは嫌だな」と心の声のボリュームが上がりそうになっていましたが、実際の空間のクオリティで一掃されました。室内にはねぶた師・竹浪比呂央さんの作品が四方にあって、ここはあの暑い夏の日の最中にいるよう。背中がシャキッとする力強い目を眺めながら、それ自体の美しさに見惚れていました。ここで過ごせたらきっとお土産話にも花が咲きそう。忘れられない一日を味わいたい方へ。

キーホルダーまでもねぶたモチーフ。部屋のインターホンをならせば「ラッセラ、ラッセラ!」とたくましい声の祭りばやしが聞こえてくるしかけも。やや照れますが、細部までこだわりがすごい!
ルームウェアには祭りのときに山車の横で舞うハネトの衣装もあり、身に纏えば「映え」なスポットで撮影会がスタートするはず。周囲に気兼ねなくはしゃぎたいときにいいかも。
青森県の祭りをショーで体験
夕飯後には、ステージでねぶたのショーも開催されて、年中夏祭りを楽しめます。ショーに出演するのは、なんと青森屋のスタッフの皆様。地元の方の指導を受け、ハイクオリティな舞台が作られていました。自身の仕事をしながら、ショーの練習に時間を費やしていると……まさに二刀流! 同じ会社員として、頭が下がる思いです。
灯籠の製作体験もできます
敷地内にある工房では、和紙をすくところから始める灯籠製作の体験も。写真は珪藻土のマットの上にぬれた和紙を置いて乾燥させているところ。和紙の茶色のつぶつぶは地元りんごの皮を配合して無駄なく再利用したもの。翌朝にリンゴ形に成型して、自分へのお土産ができました!

声を大にして伝えたい! まるで美容液のような温泉

次にお伝えしたいのが温泉! 「古牧温泉」は、入浴して数分で「最高の泉質」に出合えたような感動がありました。肌がもち!ぷる!つるん!っとして、翌朝には肌荒れが収まりしっとりとした質感に。朝スタッフ同士で「あれ、肌きれいになった!?」と互いに褒め合いました(爆)。その効果は本物で、とろみのあるお湯は保湿効果のあるメタケイ酸を豊富に含み、pH9.1のアルカリ性。そんな最高のお湯に身を預けて、露天風呂で見上げた大粒の星。このときの心地よい記憶は、また絶対来ようと思わせてくれるものでした。

帰りたくない!を連呼した美食
地元で親しまれている食材をたっぷり使った美食。夜のコースも朝食もどちらもおいしくておいしくて……。口福すぎて自然と「帰りたくない」と発していました。
ワーケーションにぴったりのラウンジ
池を眺めながら、抹茶やお酒などが飲み放題のラウンジ。ここでノマドワークができたら、最高にいい仕事ができそうな気がします。※別途料金、事前予約が必要

【施設情報】
星野リゾート 青森屋
青森県三沢市字古間木山56
TEL:050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
チェックイン:15:00
チェックアウト:12:00
アクセス:青い森鉄道三沢駅、三沢空港から無料送迎バスあり。八戸自動車道、第二みちのく有料道路経由、六戸JCTから車で約3分。

https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/aomoriya/


翌日に向かったのは、「感性が磨かれる街」十和田市へ

上記作品は、草間彌生≪愛はとこしえ十和田でうたう≫。

青森屋を出て私たちが向かったのは念願の「十和田市現代美術館」。2001年からスタートしたプロジェクトにより、アートの街へと発展していき、ここは様々な作品で彩られています。地元の子どもたちのいつもの遊び場には草間彌生さんの水玉のカボチャやキノコがあり、かくれんぼや追いかけっこ! かわいい笑い声のそばにある公衆トイレまでアーティストが手がけた作品で。アートと暮らしが共存した憧れの日常がありました。

巨大展示の多い十和田市現代美術館の圧巻作品たち

行く前に予習をしていきましたが、そんな知識なんかすぐに消し飛ぶくらい迫力がすごい! サイトや資料で見た写真の感動をはるか超える展示の数々。大きいのに繊細で、細部までじっくりと眺めていたくなる作品ばかり。各部屋ごとに心が躍り、「体験型美術館」を全力で満喫しました。

ロン・ミュエク作の≪スタンティング・ウーマン≫。約4mほどもある巨大な作品で、険しい顔のおばあちゃんと、目が合いそうで合わない感じが不思議。
とくに感動したのが足元。革靴が経年劣化でゆがんでいる様子や、靴紐のくたびれ具合、脚のむくみ、肌質など、すべてにおいてリアル。
スゥ・ドーホーの≪コーズ・アンド・エフェクト≫。膨大な量の同じポーズをした小さなフィギュアを集合させて、高さ9mの展示室にまるでシャンデリアのように鎮座。圧倒的すぎて、しばし時が止まりました。
レアンドロ・エルリッヒの≪建物-ブエノスアイレス≫。ビルの外壁を巨大な鏡に映して、重力に逆らうトリック撮影ができるスポットです。「落ちる~(笑)」ときゃっきゃはしゃぐこと間違いなし!

【施設情報】
十和田市現代美術館
青森県十和田市西二番町10-9
TEL:0176-20-1127
営業時間:9:00~17:00(最終入館は16:30)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合は、その翌日)、年末年始
アクセス:東北新幹線「八戸駅」下車、十和田観光電鉄バス「官庁街通」バス停から徒歩約5分、JRバス「十和田市現代美術館前」バス停下車すぐ。東北新幹線「七戸十和田駅」から十和田観光電鉄バス「十和田市現代美術館前」下車すぐ。

今回の旅で驚いたのは、遠いと思っていた青森県が羽田空港からJALならたった1時間20分で行けたこと。しかも増便されたことで、自分の好きなように滞在の時間を決められるし、青森屋のシャトルバスに乗ればレンタカーの手配や交通事情を調べる必要もない! ちょっと働いたら温泉に入って、また働いて。そんなワーケーションをしたいと本気で計画中です。皆さんも、青森県で時間を有意義に使ってみませんか?

 

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photograph:Keiko Ichihara  edit & text:Liniere.jp
※写真・文章の無断転載はご遠慮ください

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