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:お金の使いすぎ見直しませんか? マキさんと考える「時産」で余裕のある暮らし
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多くの人にとって「節約」は重要な課題。あらためて自分の「買い方」と向き合い、不要な出費をなくしませんか? 今回は、シンプルライフ研究家で時産アドバイザーのマキさんが提唱している「時産」の考え方についてお話を伺いました。
お金の使いすぎ見直しませんか? マキさんと考える「時産」で余裕のある暮らし
「買う基準」を作ればムダな買い物を減らせる
買いすぎをなくすことは、単に節約を叶えるだけでなく、ムダな時間や労力を省くことにもつながります。そのためには、自分と家族のライフスタイルや好み、優先順位について「しっかり考える」ことが大切です。
「食材や日用品のムダ買いが多い理由のひとつは、何も考えずに買っているから。買うときの基準が決まっていないと、あれもこれも使う気がして、必要以上に買ってしまうんです」
たとえば洗剤にしても、場所別に何本もそろえたり、新製品を見るたびにほしくなるのは、「買う基準」がないから。「でも、興味がない分野や苦手な分野こそ、買うものにこだわることが大切。『わが家にとってベストなもの』を見極めて、それをリピート買いしていれば、他の商品や広告の誘惑に惑わされることもありません。結果的に、お金も時間も節約できるんです」
買い物の失敗は次に活かす
買い物で失敗したときは、無理に使い続けるのではなく、潔く手放す。「心を痛めてお別れすることで、二度と同じ間違いはしないぞ、と反省できます」
マキさんのBEFORE & AFTER

何も考えずにルーティンで買っているものも、あらためて「本当に必要なの?」と自分に問いかけてみることが大切。「そもそも不要だったり、ほかのもので代替できる可能性も」
マキさんが心掛ける3つのこと
➊ 家を快適な空間にする

外食費やカフェ代を節約するには、「おうちが一番」と思えるようにするのが近道。マキさんも常に部屋をすっきり保ち、お花やグリーンを飾って居心地のよい空間をつくっています。「そうすれば、カフェに寄り道するより、まっすぐ家に帰ってのんびり過ごそうと思えます」。自宅においしいお茶やコーヒー豆を用意しておくのも手。
➋ 食材や調味料は“わが家の定番”だけ

一般的に定番とされている食材でも、自分が使いにくいものは買わないと決める。「以前は、ひじきは乾物の定番だからストックしておくべきと思い込んでいたんです。でもうちの家族には人気がないので、なかなか減らなくて。わが家に必要なものだけを買うようにしたら、食材をムダにすることもなく、気持ちも楽になりました」
➌ 洗剤は多用途で使えるものを

キッチン、バスルーム、窓……と場所別に専用の洗剤をそろえるのはお金がかかるうえ、限られたスペースを圧迫することに。「多用途の洗剤が1本あれば、何本もそろえる必要もなく、節約になります」。マキさん宅では生活クラブの液体せっけんと「ドーバー パストリーゼ77」を愛用中。「この2本があれば、汚れのほとんどはカバーできます」
お話を伺ったのは…

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photograph : Keiko Ichihara text : Hanae Kudo
リンネル2023年8月号より
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