LIFESTYLE
:【女子旅 青森県 十和田で行きたいスポット4選】 おいしいもの、アート、書店をめぐる旅
LIFESTYLE
:
青森県の南に位置する十和田市。十和田湖や奥入瀬渓流など、東北を代表する観光地でも知られているほか、中心市街地は碁盤の目状に区画された美しい街並みが特徴。現在はアートの街としても注目されています。
地元の人におすすめしてもらった、食からアートまでのスポットを厳選してご紹介します。
十和田でおすすめの
旅スポットを教えてくれるのは
編集者・ライター・
赤木 真弓さん

雑誌やウェブ、書籍で、主に暮らしまわりの記事を手がける。イベントで国内外の古本や雑貨を扱う「greenpoint books & things」、旅好きライターユニット「auk」としても活動。『ラトビア、リトアニア、エストニアに伝わる温かな手仕事』(誠文堂新光社)ほか、旅にまつわる著書多数。趣味は映画、アート、K-POP鑑賞、書店巡りなど。リンネル本誌では「アート&イベント」、リンネル.jpでは「今月のTO DO LIST」「清水みさとの食いしんぼう寄り道サウナ」などの連載を担当。
十和田市現代美術館

美術館の外観も作品のひとつ。奈良美智《夜露死苦ガール2012》と、ポール・モリソン《オクリア》
雪のなか、まず向かったのは十和田市現代美術館。「アートを通した新しい体験を提供する、開かれた施設」として、Arts Towada計画の中核となる施設です。常設展は、草間彌生やロン・ミュエク、オノ・ヨーコなど、世界的に活躍するアーティストの作品がずらり。展示室そのものが作品の一つで、それぞれのアーティストの世界観に没入できるのが魅力です。

高さ4mの女性に見下ろされる、不思議な体験。ロン・ミュエクの≪スタンディング・ウーマン≫

エントランスから展示がスタート。床一面の鮮やかな色彩と、外の景色を楽しめる空間が素敵。ジム・ランビー《ゾボップ》

無数の赤い糸が船の周りに張り巡らされた、圧倒される空間。塩田千春《水の記憶》

机の上の椅子に上って、天井に空いた穴から天井裏をのぞくと、想像のつかない景色が広がる、ユニークな作品。栗林隆《ザンプランド》
館内だけでも十分に楽しめますが、美術館前のアート広場や官庁街通りにも作品が点在。巨大なアートはフォトスポットにもなっていて、街歩きをするだけでアート体験ができます。

思わず写真を撮りたくなる、インゲス・イデーの作品。《ゴースト》と、トイレ棟の上から流れ落ちるように中を覗き込む《アンノウン・マス》

エルヴィン・ヴルムの《ファット・ハウス》と《ファット・カー》。太った家の中には入ると、家が「私は家? それともアート?」と話す映像を見ることができます
「国松希根太 連鎖する息吹」

6点の作品で構成された《WORMHOLE―時空をつなぐ森―》

《シズクノオドリ》は、家族3代の作品が並ぶ展示室に。自然のなかから抽出したものを作品にするという共通点があるそう
現在は、北海道を拠点に活動する、彫刻家の国松希根太(きねた)さんの初となる個展を開催中。地平線や水平線、山脈、洞窟などの風景の中に存在する輪郭を題材に、彫刻や絵画、インスタレーションなどを発表。樹齢数百年を超える、北海道や青森の巨木の表面や内部にのみや火を入れ、木と対話しながら制作された作品は、自然の壮大さや美しさを感じられます。
国松さんの父で彫刻家の国松明日香さん、祖父で画家の国松登さんの作品もともに展示され、家族3代の作品を一堂に見られるのも素敵です(5月10日まで)。


デザイングッズも充実したミュージアムショップ。併設のカフェではアップルパイも食べられます
Tel:0176-20-1127
9:00〜17:00(入館は閉館30分前まで)
月曜定休(月曜が祝日の場合はその翌日)、年末年始
入館料:一般¥1,800
cube cafe & shop
9:00〜17:00(カフェラストオーダー16:30)
14-54 Pizzeria


夜は、カクテルバー「角(KADO)」の営業も
ランチに向かったのは、商店街の中にある「14-54(イチヨンゴーヨン) Pizzeria」。ピッツァ発祥の地、ナポリからイタリア人シェフを迎え、地元の食材を使用した本格的なナポリピッツアが食べられるお店です。生地から一枚一枚手作り。注文ごとに手でのばして作り、ピザ窯で一気に焼き上げるため、外は香ばしく中はもっちりした食感に。焼きたてを味わえます。

左からマルゲリータ(¥1,300)、イタリアン バラ焼(¥1,600)
ナポリピッツァに、地元の食材やグルメをかけ合わせたひねりのあるメニューが特徴。注文したのは、定番のマルゲリータと、十和田のB級グルメ・バラ焼きをピッツァにした「イタリアン バラ焼」。牛肉と炒めた赤玉ねぎを甘辛いタレで味つけしたバラ焼きは、ピッツァの生地とも好相性。イタリアのポルケッタから着想を得たという、和のスタイルのピッツァ「チャーシューとポテト」も気になります。

ナポリの肉団子、揚げナス、チーズを使った「ナポリの肉団子」¥1,100、カフェラテ¥500
1人で行くなら、自家製フォカッチャを使ったサンドイッチもおすすめ。ティラミスやパンナコッタなどの、デザートも楽しめます。


ゆったりくつろげる、居心地のよい「まちなかライブラリー」
天井が高く、奥に広い、もともと本屋だった場所をリノベーション。イベントスペースとして2016年にオープンし、奥にはワークスペースや民泊施設も。本棚が並ぶ「まちなかライブラリー」は、十和田市現代美術館の蔵書の一部を閲覧できる図書スペース。美術館帰りに立ち寄るのにぴったりです。
Tel:0176-78-9154
11:30〜14:30(L.O.14:00)
※角 18:00〜23:00(L.O.ピッツァ21:30、ドリンク22:30)
水・木曜休み
TSUNDOKU BOOKS

「14-54 PIzzeria」と同じに並びにある、グリーンの外観がかわいい書店「TSUNDOKU BOOKS(ツンドクブックス)」。2024年に、もともと都内で食や暮らしの編集者として働いていた店主の長嶺李砂さんのセレクトが光る、新刊本やZINEなどが並びます。

料理本やエッセイ、絵本、海外の本まで、店主が読んでよかった本、これから読みたい本が並ぶ店内
店名の「TSUNDOKU」は積読(購入した本を読まないまま、積んである状態のこと)から。そんな積読を楽しもうという思いからオープンしたのだそう。
実は現在も編集者として活動している長嶺さん。編集業と書店との活動日を切り分け、営業日は月の半分、夕方から夜までという営業スタイルもユニークです。

カバーの色別に並べられた書棚にもグッときます

料理本のコーナーには、調理道具や関連する雑貨も
店内の奥にはコーヒーや季節のドリンク、青森のクラフトビールなどとともに、ゆっくり読書を楽しめる、小さなカフェスペースも。個人的に、とても好きな本がたくさん揃っていて、こんなお店が近くにあるといいなと思う、理想的な場所でした。
料理教室などのイベントを開催するほか、ZINEなどを出版したり、2階に宿泊施設「TINY HOTEL COZY」を作るなど、さまざまな活動からも目が離せません。

こじんまりとしたカフェスペースは、読書も進みそう
相馬菓子舗

十和田のアップルパイも食べてみたいと目指したのは、「TSUNDOKU BOOKS」から十和田市現代美術館方面に向かい、さらに5分ほどの場所に位置する「相馬菓子舗」。十和田市現代美術館の元館長である、クリエイティブ・ディレクターの小池一子さんが絶賛したという、1971年に創業した老舗菓子店です。

アップルパイ¥380
海外からのお客さんも多く、早々に売り切れることが多いというアップルパイ。夕方遅くに訪れたのですが、悪天候だったため、奇跡的に購入することができました。
半分にカットした大きなりんごが、座布団のようなパイの上にどんと乗った、ほかにはないビジュアルのアップルパイ。砂糖は使っていないというりんごは、甘酸っぱくて果汁もたっぷり。りんごそのものの味を感じられてパイはサクサク。噂通り絶品でした。

赤いりんごが描かれたアップルケーキは、りんごがたっぷり入ったスポンジケーキ。レモンケーキやマドレーヌなど、お土産にもぴったり。昔ながらの佇まいや、店主の相馬さんの優しさも素敵なお店です。
tel:0176-23-4841(予約可)
営:9:00〜18:00
火曜休み
こちらもチェック!
photograph & edit & text :Mayumi Akagi
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
おすすめ記事 RELATED ARTICLES
Recommend
SNAPRanking
DAILY
/
WEEKLY









![【愛用歴25年以上!内田彩仍さんとドモホルンリンクルの素敵な関係】うるおいとエイジングケア※[基本4点]で肌力を鍛える!](https://liniere.jp/wp/wp-content/uploads/2026/03/S__21012484.jpg)
































