少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。 漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。 山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies（モクシーズ）さんに教えてもらいました。 毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。

6月11日
喉風邪は梅を使って養生を

食べすぎや、胃腸の調子が悪いとき、風邪の引き始めに、梅干し醤油番茶を飲むのがおすすめです。
クエン酸の殺菌作用により、菌による喉の痛みを軽減しますので、喉に違和感を覚えたらつくって飲んでみてください。
つくり方は、梅干しの種を取ってつぶし、生姜のすりおろし、醤油を加え、煮出した番茶を入れるだけ。
生姜と醤油の量は少量にして薄かったら足しながら、お好みの味を見つけると塩分過多にならずよいかと思います。
時間がないときは、梅干しではなく、あらかじめペーストとなっている無添加の梅肉エキスを使うのもおすすめです。

養生は体と自然の摂理にかなっていて、続けるほどに効果を実感するものが多くあります。
これからルーティンの一つとして、取り入れてみてください。

【梅干し醤油番茶の分量】
梅干し　1個
生姜すりおろし　小さじ1/2
醤油　小さじ1/2
番茶　200ml

今日もよい一日をおすごしください。

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edit：Nao Yoshida　illustration：moxies
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