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:【今日の一養生 7月11日】 赤いもの、苦いものを食べよう:漢方養生で毎日上々!
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少しずつ積み重ねていくことで、体も心も健やかになれるだけでなく自分を好きになれるのが漢方養生。漢方養生とは春夏秋冬、朝昼晩、自然に沿った暮らしをすること。山梨県で鍼灸院を営む夫婦のユニット、moxies(モクシーズ)さんに教えてもらいました。毎日更新しますので、琴線に触れるものがあれば実践をしてみてくださいね。
7月11日
赤いもの、苦いものを食べよう
すっかり暑くなってきました。
食欲が落ちている方もいらっしゃるかもしれませんが、水分補給だけではなく、ご飯をきちんと食べるように心がけましょう。
体力が落ちているうえにエネルギー源が足りないと、ちょっとした不調の回復にも時間がかかり、風邪をひきやすくなったり、夏バテが夏以降も延長してしまいます。
夏に意識してとりたい食べ物が、赤いもの、苦いものです。
7月7日の投稿にある、五行色体表を見てみると、夏は、火に配当され、色は“赤”、味は“苦”とあります。
東洋医学では、夏には赤色の食べものや、苦味のあるものを食べることで、上部にこもった熱を取り除いたり、のぼせを鎮める作用があると考えられています。
代表的な赤い食べ物といえばトマトや、スイカ、パプリカ、クコノミです。
苦味のある旬の野菜といえばゴーヤ、ピーマン、緑茶の苦味も熱を冷ますといわれています。
むくみがあったり、水分代謝の悪さを感じている方は、きゅうりや冬瓜、ハトムギなども一緒にとりましょう。
真夏の太陽の下ではよく冷えた野菜が美味しいですが、お腹が冷えるという方は、トマトをスープやお味噌汁に入れたり、きゅうりを炒めものにしても美味しいですよ。
旬の野菜を上手にとり、暑さを乗り切りましょう。
今日もよい一日をおすごしください。

PROFILE
moxies(モクシーズ)/2014年結成の鍼灸師のユニット。山梨県と長野県にある鍼灸院での治療を主軸にお灸のセルフケアワークショップや勉強会などを不定期に開催。手軽にセルフケアをできるお灸アイテムの開発や漢方薬局とコラボした漢方茶の制作、古材を使用したよもぎ蒸しスツールの開発など、精力的に活動している。
illustration:moxies edit:Nao Yoshida
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