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:【気づかい上手な人の考え方】 こう思うと自分も相手もラクになる! 心地いい人付き合いの距離感とは
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自分も相手も心地よくできる「気が利く人」ってどんな人? 今回は、ちょっとした気づかいの積み重ねでより生きやすい人生になるヒントをシーストーリーズ代表取締役の川原礼子さんに教えていただきました。自分の心の壁を越えて、先に声をかけること。そして、相手の壁を尊重して踏み込みすぎないこと。この2つができれば、気づかいはスムーズになりますよ。
教えてくれたのは……川原礼子さん

考え方❶
自分の心の壁を乗り越える
自分の心の壁は、一度乗り越えてしまえば、なんということはないもの。
気づかいを表現できるだけで、心が軽くなるのを実感するはず。
気負わずに、自分から声がけするのが 第一歩
気づかいをするハードルが圧倒的に高いのは、声がけする瞬間。「断られたらどうしよう」という思いはいったん脇において、よいと思うことを実行しましょう。
そのとき、断られてしまったとしても、それはたまたま相手が欲していなかっただけ。次の機会も断られるわけではないので、躊躇しなくてOK 。基準は、「自分がされてうれしかったことをする」です。
また、「人が見ていないから」「何の得にもならないから」というコスパ重視の考え方は捨てて、自分がよいと思うことを実行しましょう。
心の壁を乗り越えるには……
□ 断られてもどうということはない、と気づく
□ 人が見ていないときこそ行動する
□ 相手がどう思うかではなく自分の感覚でOK


考え方❷
相手の心の壁を尊重する
気づかったつもりが、いつの間にか相手の心の領土に踏み込んで、無用なおせっかいに。相手を尊重する姿勢が関係を好転させます。
相手を決めつけるのは領土を侵す悪い気づかいに
自分と同じく相手にも心の壁があり、そこに踏み込まないことも、大事な気づかいです。たとえば退職したいけれど「私がいなくなったらどうなるんだろう…」と悩むのも、気づかいのようで「自分がいないと仕事が回らない」と決めつける、相手の領土に踏み込む考え方。そのあとどうするかは残された人が考えることだからです。
後輩あるいは子どもに注意するときも、「前にも言ったよね」といういい方は、相手のことを決めつける行為。「どうしてこうなったの?」と、冷静に話を聞けば、相手は自分が尊重されていると感じられます
心の壁を尊重するために……
□ 相手の感情に入れ込みすぎない
□ 自分で決めるべきところに踏み込まない
□ 断る余地を与える


text:Ema Tanaka illustration:Kayo Yamaguch
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