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【防災】避難所に行かず自宅で凌ぐ「在宅避難」に必要な7つのこと 【防災】避難所に行かず自宅で凌ぐ「在宅避難」に必要な7つのこと

連載 #防災

今年の春、首都直下地震の新たな被害想定が発表されました。発災直後だけではなく、ライフラインが復活するまでを見越して準備をしなければなりません。ここでは、国際災害レスキューナース・辻 直美さんに、「在宅避難」を余儀なくされたときを想定した備えについて教えていただきました。

目次
  1. 教えてくれた 辻 直美さん profile
  2. 避難所はキャパオーバーかも。メディアが報じない被災後の真実とは?
  3. 避難所に行かずに自宅で避難。「在宅避難」を想定しておこう!
  4. 「在宅避難」のためにやっておく7つのこと

教えてくれた 辻 直美さん profile

国際災害レスキューナース辻 直美さん
国際災害レスキューナース。阪神・淡路大震災を経験し、災害医療に目覚める。レスキューナースとしての活動歴は27年、被災地派遣は国内29件、海外2件におよぶ。

避難所はキャパオーバーかも。
メディアが報じない被災後の真実とは?

「報道される被災地は、地震直後かせいぜい3日後まで。でも、暮らしはそのあとも続きます。それを見越して準備をしなければなりません」と、辻さん。

災害直後は、30分、1時間と時間がたつにつれ被害が広がっていきます。不安になった人々が避難所に集まりますが、備蓄は十分ではなく、物資を配ることが難しくなってきます。感染症の影響で被災地にボランティアが入れないと、物資の仕分けや家の片付けなども困難に。「誰かが助けてくれる」という見通しは、裏切られることになるのです。

次のページ避難所に行かずに自宅で避難。「在宅避難」を想定しておこう!

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