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:マキさんの“温活法”「冷えを改善するために行っている3つのこと」
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寒さの厳しい時季ですが、冷えは体の大敵。健やかに過ごすためにも、手軽にできる“温活”を暮らしのなかに取り入れましょう。シンプルライフ研究家・マキさんに、冷えを改善する心と暮らしの整え方を伺いました。
発酵食品や軽い運動で、体をしっかり温めて

マキさん宅の味噌は自家製。「7年ほど前から手作りしています。面倒な人は味噌だけを丸めておいて、お湯を注ぐときに具を足してもOK」
1月末から2月の頭までは、暦の上でも「大寒」と呼ばれ、一年の中でももっとも寒さの厳しい時季。その一方で、年明けは何かとやることが多く、あっという間に時間が過ぎてしまいます。年末年始の影響で胃も疲れていて、風邪も引きやすいときだけに、しっかりと体を温めて、エンジンをかけていきたいもの。
もともと冷え体質というマキさんも、体の内側と外側の両方から温めるように意識しているそう。「冷え性対策のために積極的に取り入れたいのが、代謝を促し、血行をよくするといわれる発酵食品の味噌。わが家では自家製の味噌で作った『味噌玉』を常備しています。お味噌汁を1杯分だけ作るのはめんどうですが、これさえあれば、お湯を注ぐだけで手軽にお味噌汁ができるので重宝しています」
寒い時期は体がこわばりやすくなりますが、ウォーキングやストレッチで軽く体を動かすことで血行がよくなり、冷えも改善できます。「ジムへ通うほか、自宅でも朝ドラを見ながら肩甲骨を伸ばしたり、CMが流れている間だけプランクをしたり…。いつもの行動にプラスしてひもづけることで習慣化でき、続けやすくなりますよ」
<マキさんが “温活”のためにやること #01>
味噌玉を作る


味噌と出汁パックを混ぜ、お好みの乾物とまとめてラップで丸める。バットに並べたらいったん冷蔵庫へ入れ、表面が軽く固まったらジッパー袋へ入れて冷凍保存をします。
「具は定番のわかめはもちろん、刻んだ切り干し大根もおすすめ。しゃきしゃきの食感が入ることで、野菜を取っている感覚になれます」
<マキさんが “温活”のためにやること #02>
お茶コーナーを出しやすく整理

リラックスできるノンカフェインのお茶は、キッチンの取り出しやすい場所へ。
「いつもストックしているのはごぼう茶と黒豆茶、ルイボスティー。ガラスびんに入れ替えておくことで残量もわかりやすいし、出し入れも楽です」

いつも飲んでいるルイボスティーに乾燥なつめをプラス。貧血予防や体を温める効能があるそう
「コーヒーも好きだけど、カフェインは体が冷えてしまうので最小限に。香ばしいごぼう茶や冷え性改善の黒豆茶、リラックス効果のあるルイボスティーが最近の定番。体の内側から温めることで気持ちもほぐれます」
<マキさんが “温活”のためにやること #03>
じか火で温める湯たんぽを使う
足もとを温めてぐっすり安眠

冷え性のマキさんにとって欠かせないのが、足もとを温める湯たんぽ。
「工房アイザワの湯たんぽは、じか火にかけて温められるステンレス製。保温性が高いので翌朝まで温かく、お湯も捨てずに使い回せます」

<マキさんのごきげんの作り方>
ストレッチで体をほぐす

最近では近所にある24時間営業のジムへ行くのも毎朝の日課に。「動画を見ながら1時間ほどウォーキングマシンで早歩きして、汗を流すのがちょうどいい運動になっています」
寒い日が続くと、体が縮こまってこわばり、どうしても肩や首まわりが凝りがちに。ストレッチを取り入れることで血流が促され、体がほぐれてラクになります。
「特に意識しているのが肩甲骨と股関節まわり。年を重ねるにつれて肩が上がりにくくなると聞き、こまめに動かすようにしています。股関節まわりもしっかりほぐして20年後、30年後も元気で歩ける体を作っておきたいですね」
お話を伺った マキさん profile

photograph:Keiko Ichihara text:Hanae Kudo web edit:Liniere.jp
リンネル2023年3月号より
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください
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