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【被災したときに役に立つ10個の知恵】 知ることはいちばんの防災! 今こそ改めて見直してもしもに備えよう

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国際災害レスキューナース辻 直美さん
阪神・淡路大震災で自宅が全壊したのを機に、災害医療の道へ。国内28件、海外2件の被災地で活動。防災に関する講義も行う。

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ペットボトルの水にハッカ油を1~2滴たらしよく振った後、コットンに水を振りかけ、顔や耳のうしろ、首筋を拭きます。残ったハッカ水を頭からかけて、頭皮の脂を流します。
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1)便座をあげ、ゴミ袋を2重にして便器にかぶせる。

※使用後は下のゴミ袋はつけたまま上のゴミ袋のみ交換
2)ペットシーツを給水側を外にしふたつに折って入れます。中央に小さくくぼみをつくって設置すると排泄物をしっかりキャッチします。
3)ちぎった新聞紙(1枚分くらい)を用意し、ひとつかみくらいをのせる。吸水と消臭もでき、排泄物を目隠しする効果も。
4)用を足した後は上のゴミ袋だけ外して結ぶ。ビニールの余った部分をひっくり返して縛れば二重になります。
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赤ちゃんのケアやデリケートゾーンのケアに使えるのが、ペットボトルのキャップに穴を開けたもの。トイレでおしりも洗えます。
1)キリや千枚通し、たこ焼き用の金串などを使ってペットボトルのキャップに10か所ほどの穴を開けます。
2)ペットボトルに水を入れ、穴開きキャップをつければ完成。シャワー代わりに使えます。
3)赤ちゃんは、ペットシーツの上に寝かせて、シャワーの要領で水をかけながらコットンで上半身から下半身の順に拭くと、被災時でも清潔にケアできます。
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防災
災害時には低体温症に注意が必要。服が濡れたままの状態だと体温が奪われ、命の危険にさらされることもあります。悪天候の中避難したときは、素早く着替えて体を温めなければいけませんが、慌てて避難すると着替えが濡れてしまうことが。水害で服が汚水を吸った場合は、乾いてもにおいが取れず、避難所には洗濯機はありません。着替えは必ずジッパー付き袋などを使って小分けにパッキングをすること。着替えを入れるリュックには防水スプレーをかけておきましょう。
防災
懐中電灯のライトが上を向くようにして、その上に水の入ったペットボトルを置きます。水で光が拡散されて、ランタンの代わりに。
防災
新聞紙はそのままかぶるよりも、もんでくしゃくしゃにすると保温性がアップします。もんでねじれば、肌触りもよくスカーフ代わりに。腹巻きのように巻いたり、血流の多い手首、足首に巻き付けると暖をとることができます。
防災
被災地ではどうしても暗くなりがち。そんなときこそ自分から笑顔になること。女性が笑えば、子どもも安心するし、男性も元気が出て、まわりに明るい空気が広がります。それが元の生活に戻るための近道になります。



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