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春野菜たっぷり! 旬を味わうお弁当【レシピ・大塩あゆみさん】 春野菜たっぷり! 旬を味わうお弁当【レシピ・大塩あゆみさん】

あゆみ食堂 弁当 ケータリング 大塩あゆみ 春爛漫口福弁当

春野菜が芽吹き始める季節。食べる人を思って作られた“食堂ごはん”はこの時季の体に元気を与えてくれます。今回は口に運ぶたびに笑みがこぼれる、春のおいしさを詰め込んだお弁当のレシピを、あゆみ食堂の店主・大塩あゆみさんに教えていただきました。

目次
春野菜たっぷり! 旬を味わうお弁当【レシピ・大塩あゆみさん】
  1. あゆみ食堂・春爛漫の口福弁当のおしながき
    ①鶏もも肉の甘辛漬け焼き
    ②にんじんとくるみのサラダ
    ③菜の花の塩昆布和え
    ④キャベツと桜えびの混ぜごはん
  2. このレシピを教えてくれたのは大塩あゆみさん

あゆみ食堂・春爛漫の口福弁当のおしながき

味つけや食感のバランスを大切に考えられたお弁当。春野菜をたっぷりと使っていて、甘酒が鶏肉の隠し味! 穏やかな甘みの鶏肉とシンプルに調理した春野菜の味わいをぜひ堪能してみて。

 

レシピ(すべて作りやすい分量)

①鶏もも肉の甘辛漬け焼き
●材料
鶏もも肉…1枚(約300g)

漬けだれ
甘酒(市販のもの)…大さじ2
しょうゆ、みりん…各大さじ1
しょうが(すりおろし)…1かけ分
ごま油…小さじ2

 

●作り方
1.鶏肉は皮目にフォークで穴をあける。ボウルに漬けだれの材料をすべて入れ、鶏肉を加え、全体をもみ込む。保存袋に漬けだれごと入れて空気を抜いて密閉させ、冷蔵庫で一晩漬け込む。
2.1を焼く1時間ほど前に冷蔵庫から出して常温に戻し、熱したフライパンに皮目が下になるようにのせ、中火で焼き目がつく程度に焼いたら裏返し、弱火にしてふたをし、8~10 分ほど蒸し焼きにする。焦げやすいので、途中、様子見しながら弱火~ごく弱火に加減する。
3.2 が焼けたらバットなどに移し、10 分ほど置いてから食べやすい大きさに切る。

 

②にんじんとくるみのサラダ
にんじん1 本(約170g)は皮をむき、せん切りにしてボウルに入れる。塩少々をふり、もみ込んで10 分ほど置き、水けを絞ってからボウルに戻し、粗く刻んだくるみ20gとオリーブオイル大さじ1を加えて和える。粒マスタード・米酢各小さじ1、こしょう少々を加え、味をみて足りなければ塩で調味する。

 

③菜の花の塩昆布和え
鍋に湯を沸かし、菜の花1/2 束を色よくゆで、冷水にとる(茎が太い場合は、切り込みを少し入れるとよい)。水けを絞り、半分の長さに切ってからボウルに入れ、ごま油小さじ2、塩昆布ふたつまみほどを加えて和える。

 

④キャベツと桜えびの混ぜごはん
キャベツ80gは食べやすい大きさにちぎり、桜えび5gは香ばしくなるくらいにさっと炒る。米2合は洗って5 分ほど水切りし、20 分ほど浸水させてから普通の水加減で炊く。小鍋に湯を沸かし、塩けを感じるくらいの塩を加え、沸騰しているところにキャベツを加え、5秒ほどさっとゆで、ざるにあげて水けを絞る。米が炊けたら、キャベツと太白ごま油大さじ1、薄口しょうゆ小さじ2、桜えび、粗く刻んだ黒こしょう5 粒分を加え、さっくりと混ぜ合わせ、5 分ほど蒸らす。


このレシピを教えてくれたのは

あゆみ食堂
あゆみ食堂 店主・大塩あゆみさん
ホームパーティなどへの出張料理、場合によってはお弁当などのケータリングに応じる。著書に『あゆみ食堂のお弁当 23人の手紙から生まれたレシピ』(文化出版局)。
instagram @ayumishokudo

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photograph:Miyako Toyota text: Kaori Akiyama web edit & text : Liniere.jp
リンネル2018年4月号より
※ 画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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