寝る前に“ここ”を押して深い眠りへ【眠れぬ夜の簡単梅雨ヨガ②】 寝る前に“ここ”を押して深い眠りへ【眠れぬ夜の簡単梅雨ヨガ②】

ゆううつな梅雨。不調な日々が続くと、自律神経が乱れて夜もぐっすり眠れなくなってしまうものですよね。そんな不調に悩む方のために、ホットヨガスタジオLAVA（ラバ）で人気のプログラム『至福の睡眠ヨガ』から、心地よい眠りを誘うポーズを３回にわたってお届けします。今回は、「斜角筋ほぐし」。ヨガのポーズと呼吸を通して睡眠の質を高め、心と体の調子を整えましょう。

「斜角筋ほぐし」で睡眠時の呼吸を深める

マッサージを教えてくれたのは、LAVA トップインストラクター2022の物江麻衣子（まのえまいこ）さん。

「深い呼吸は、睡眠の質を高める上でとても大切な要素です。日常的に姿勢が悪い人は肩と肋骨が本来あるべき位置よりも上がり、首の深層筋である『斜角筋』という筋肉がいつも緊張した状態に。そうなると、呼吸の通り道が狭くなって息を吐ききれず、呼吸が浅くなってしまっています」

つまり、睡眠時も深く呼吸ができなくなり、交感神経優位の状態が続くことで、眠りにつきづらい、眠りが浅くて途中で目が覚めてしまうことに。リラックスしてぐっすりと眠るために、呼吸に合わせてゆっくりと斜角筋をほぐしてみましょう。

「斜角筋ほぐし」は、寝る前にはもちろん、デスクワークの休憩時間に取り入れるのもおすすめだそう。深い呼吸に合わせてマッサージすることで首や肩の緊張がほぐれて、仕事もはかどるかもしれません。

■眠れぬ夜にベッドの上でできる入眠ヨガポーズを見る↗

教えてくれたのは…
物江麻衣子さん

ホットヨガスタジオLAVAの 2022年度トップインストラクター。LAVA Yoga TTC（RYT200認定ティーチャートレーニングコース）、キネシオロジーヨガ指導者養成講座を修了。

Instagram：＠mono__yoga