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:贈り物をするときにプレッシャーを感じてしまう人へ。互いに負担にならない贈り物のコツ
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贈り物を選ぶとき、相手に喜んでもらいたいけれど、気に入ってもらえるかどうかが気になってしまい、どこかプレッシャーを感じてしまうことはありませんか? 今回は、対人関係療法の第一人者・精神科医の水島広子先生と、ディスプレイデザイナーのミスミノリコさんから贈り物を選ぶときに楽になる考え方を教えてもらいました。
贈り物をするときにプレッシャーを感じてしまう人へ。互いに負担にならない贈り物のコツ
対人関係療法の第一人者・精神科医の水島広子先生に聞く、
贈り物を選ぶときのプレッシャーから解放される考え方

精神科医 水島広子先生
「贈った後は相手の領域だから気にしないこと」
贈り物をするとき、相手が気に入ってくれるかどうかを気にする人は多いもの。そんなときこそ“自分の領域”と“相手の領域”を区別することで、不安にとらわれることが格段に減ります。
「まず、“贈りたい”という思いに基づいて行動していると、ものを贈った時点で目的は達成されているはず。そこから先は相手の領域だから、気にしても仕方がない。もし相手に気をつかわせず、自分も喜ばれたか不安になりたくないなら、自分の好きなものを贈りましょう。“これ、私が好きで”という言葉を添えれば、相手も喜ばなきゃいけないプレッシャーから解放されます。贈り物を気に入らなくても、そこには気持ちのやりとりがあるので、互いに傷つきません」(水島先生)
贈り物を選ぶときや贈るとき、どうしてる?
ディスプレイデザイナー・ミスミノリコさんにお聞きしました

ミスミノリコさん PROFILE
<ミスミさんの贈り物の選び方> その人の生活に溶け込むものを贈ります

「普段の会話や一緒に買い物に行ったときなどに相手の“好きそうなもの”の傾向をチェックしておくと、何か贈り物をするときも、その人の生活になんとなく寄り添ったものが贈れると思います。ベランダで育てた花をブーケにして贈ったときは作った私がうれしかったので、そういう気持ちも大切にしたいですね。贈り物をすることを楽しむのが一番です」
<ミスミさんの喜ばれたお土産セット> 会話が広がるラッピング
旅の思い出を一緒に包む「おすそわけ」を作るのが上手なミスミさん。中国茶とお茶菓子を中国で買ったわら半紙で包み、中国のお土産セットとして渡したら喜んでもらえたそう。

わら半紙で包むラフさがポイント!

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edit & text: Tokiko Nitta illustration:Ayumi Itakura web edit:Riho Abe
リンネル2019年11月号より
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください
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