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:がんばった後に燃え尽きてしまう【燃え尽き症候群】なってしまったら、どうする? 元気になる3ステップ回復法
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:がんばりすぎたあと、なんか調子が戻らない、無気力になっている……など、そんな経験ありませんか? そんなあなたは、もしかして燃え尽き症候群かも!今回は、労働者の健康管理改善に携わる医師の池井佑丞さんに、なってしまったときの回復法を教えていただきました。
がんばった後に燃え尽きてしまう【燃え尽き症候群】なってしまったら、どうする? 元気になる3ステップ回復法
がんばりすぎて燃え尽きてしまったら、どうする?
一旦休んで土台を整えましょう
燃え尽きてしまった場合、まずしなければならないのが「元気になること」。そのためにはまず休息です。有休があれば使って最低3〜4日休みましょう。育児や介護であれば、誰かにSOSを出して休むこと。軽く捉えてはいけない危険な状況なので、罪悪感はもたないでOK 。
逆にいけないのは、「たるんでいる場合じゃない」「もっとがんばらないと」と、自分にムチを打つことです。それは風邪で熱が出ているときに、ジョギングをするようなものですが、メンタルの問題だと、やってしまう人が少なからずいます。休んで心身が回復し、普通の生活が送れるようになったら仕事に復帰しますが、最初は仕事量をセーブして、徐々に負荷を上げるようにしましょう。
心身ともに回復する3STEP
【STEP 01】 よく寝て、よく起きる
休むと決めたら、最初の数日は好きなだけ睡眠をとって、疲弊した心身を休めて。3日目くらいからは、睡眠時間は7~8時間、朝決まった時間にすっきり目覚めることを目標にしましょう。
【STEP 02】 普通の生活をする
疲労が回復してきたら、普通の生活を。燃え尽きる前の「ゆったりした休日」が目安です。そのあと仕事復帰しますが、取り返そうと焦るのではなく、徐々に負荷を上げていきましょう。
【STEP 03】 やらないことを決める
また燃え尽きないためには、「やらないことを決める」のがおすすめ。「~すべき」に縛られるのはやめて、自分にとって重要ではないこと、不得手なことはやらないと決めると、ラクになります。
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text:Ema Tanaka illustration:Kayo Yamaguchi
リンネル2024年4月号より
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